沖縄県外でのオスプレイ訓練計画 毎年公表へ
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日米両政府は、沖縄県のアメリカ軍普天間基地に配備されている新型輸送機オスプレイについて、県外で行う訓練の年間計画を毎年公表することなどで合意し、これを受けて、今月中旬からおよそ3週間、グアムなどで訓練が行われることになりました。
日米両政府は、沖縄県のアメリカ軍普天間基地に配備されている新型輸送機オスプレイについて、基地負担の軽減を図るため、県外での訓練の実施や基地に駐留する時間の削減などを決めており、これまでに県外で日米の共同訓練などが行われています。
こうした中、1日に日米の外務・防衛の担当者による日米合同委員会が開かれ、県外で行うオスプレイの訓練の年間計画を毎年4月をめどに公表することや、県外で訓練を行うことで必要になる経費は日本政府が負担することなどで合意しました。
これを受けて、今月中旬からおよそ3週間、普天間基地のオスプレイ16機程度がグアムなどで訓練を行うことになりました。
これに関連して自民党の国防部会が開かれ、防衛省の担当者は「沖縄県外での訓練を一層推進し、沖縄の負担軽減を図っていく。今後も県外で行える訓練は積極的に実施していきたい」と説明しました。
こうした中、1日に日米の外務・防衛の担当者による日米合同委員会が開かれ、県外で行うオスプレイの訓練の年間計画を毎年4月をめどに公表することや、県外で訓練を行うことで必要になる経費は日本政府が負担することなどで合意しました。
これを受けて、今月中旬からおよそ3週間、普天間基地のオスプレイ16機程度がグアムなどで訓練を行うことになりました。
これに関連して自民党の国防部会が開かれ、防衛省の担当者は「沖縄県外での訓練を一層推進し、沖縄の負担軽減を図っていく。今後も県外で行える訓練は積極的に実施していきたい」と説明しました。
官房長官「負担軽減に寄与」
菅官房長官は午後の記者会見で、「今回の枠組みを通じて、普天間飛行場に配備されたオスプレイの沖縄における駐留、および訓練の時間が削減され、沖縄のさらなる負担軽減に寄与する。政権とすれば、沖縄の負担軽減を目に見える形で実現したいという強い意志、思い入れの一環だと思っている。こうしたことを、できるかぎり多くできるように日本側から強く米側に働きかけをしている」と述べました。