外務省 外交基盤強化で9か所に在外公館新設へ
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外務省は来年度(平成29年度)予算案の概算要求をまとめ、アフリカなどでの外交活動の基盤を強化するため、エチオピアにあるAU=アフリカ連合など合わせて9か所に在外公館を新設することなどを盛り込みました。
外務省は来年度予算案の概算要求で、今年度より8.3%多い7730億円を計上する方針で、国際社会で影響力を強める中国を念頭にアフリカなどでの日本の外交活動の基盤を強化したい考えです。
具体的には、新たに9か所に在外公館を設けるとしていて、エチオピアにあるAU=アフリカ連合に政府代表部を、アフリカのエリトリアなど5か所に大使館を、さらに、フィリピンのセブなど3か所に総領事館をそれぞれ新設するとしています。
また、概算要求には先月、バングラデシュで起きた人質事件などを受けて海外の日本人学校の安全対策の支援などに充てる「テロ対策費」として今年度予算の2.5倍となる391億円を盛り込んでいます。
具体的には、新たに9か所に在外公館を設けるとしていて、エチオピアにあるAU=アフリカ連合に政府代表部を、アフリカのエリトリアなど5か所に大使館を、さらに、フィリピンのセブなど3か所に総領事館をそれぞれ新設するとしています。
また、概算要求には先月、バングラデシュで起きた人質事件などを受けて海外の日本人学校の安全対策の支援などに充てる「テロ対策費」として今年度予算の2.5倍となる391億円を盛り込んでいます。