北朝鮮「米と追従勢力らが言いがかり」と反発
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今月24日の北朝鮮によるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルとみられるミサイルの発射を受け、国連の安全保障理事会で緊急の会合が開かれたことについて、北朝鮮は26日夜、談話を発表し、「アメリカと追従勢力らが言いがかりをつけ、悪質な挑発だ」と反発しました。
北朝鮮が今月24日に発射したSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルとみられる1発は、およそ500キロ飛んで日本海に落下し、これを受け国連の安全保障理事会は、緊急の会合を開いて対応を協議しました。
この会合について北朝鮮外務省は26日夜、報道官談話を発表し、「アメリカと追従勢力らが発射実験に言いがかりをつけ、国連安保理の会合を開いたことは悪質な挑発だ」と反発しています。
そして、現在、韓国で行われているアメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習に言及し、「朝鮮半島は一触即発の情勢だ」としたうえで、「わが国の尊厳と生存権をわずかでも脅かせば、われわれは軍事大国としてあらゆる措置を見せ続けるだろう」と、アメリカを威嚇しました。
アメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習は来月2日まで続くことから北朝鮮はこれに対抗してさらなる弾道ミサイル発射などの動きに出る可能性があります。
一方で、国連安保理による緊急の会合では、中国などが慎重な姿勢を示し、北朝鮮を非難する報道機関向けの声明を出すかどうか結論には至っておらず、安保理が一致して厳しい姿勢を示せるのかは不透明な状況です。
この会合について北朝鮮外務省は26日夜、報道官談話を発表し、「アメリカと追従勢力らが発射実験に言いがかりをつけ、国連安保理の会合を開いたことは悪質な挑発だ」と反発しています。
そして、現在、韓国で行われているアメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習に言及し、「朝鮮半島は一触即発の情勢だ」としたうえで、「わが国の尊厳と生存権をわずかでも脅かせば、われわれは軍事大国としてあらゆる措置を見せ続けるだろう」と、アメリカを威嚇しました。
アメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習は来月2日まで続くことから北朝鮮はこれに対抗してさらなる弾道ミサイル発射などの動きに出る可能性があります。
一方で、国連安保理による緊急の会合では、中国などが慎重な姿勢を示し、北朝鮮を非難する報道機関向けの声明を出すかどうか結論には至っておらず、安保理が一致して厳しい姿勢を示せるのかは不透明な状況です。