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【プロ野球】

ヤクルト・ライアン完封 3試合連続完投勝利

2016年9月1日 紙面から

巨人−ヤクルト 今季初完封で8勝目を挙げたヤクルト・小川=富山で

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◇ヤクルト4−0巨人

 ヤクルトの小川が3戦連続完投を今季初完封で飾り8勝目。4度、得点圏に走者を置いたが要所を締めた。打線は1回にバレンティンの適時打で先制。4回に西浦の本盗、7回には上田の2点二塁打で加点した。巨人は拙守が目立った。

    ◇

 ヤクルト・小川は巨人打線を散発5安打にねじ伏せ、自身初の3試合連続完投。「9回は自分から行くと言った。最後まで投げられて本当にうれしいし、チームが勝ったのが一番」とにっこり。昨年8月12日広島戦(マツダ)以来の完封で、今季8勝目を飾った。

 前半戦は勝てない時期も長く、腰痛で約1カ月離脱したこともあった。「復帰直後は痛みもあったが、それがクリアになってリズム良く投げられるようになった」と、8月は5試合に投げ、広島・ジョンソンと並ぶ4勝無敗。自身初の月間MVPも見えてきた。仲のいい後輩の山田も「後ろで守っていても、4、5月とは全然違って躍動感がある」と話した。

 3位・DeNAとのゲーム差が1・5に縮まった。真中監督は「うちは下位なので、勝っていくしかない。1つずつ最善をつくしていく」と、大黒柱の復調を推進力に、追撃の手を緩めないつもりだ。 (竹村和佳子)

 

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