新たに10人 関西空港の従業員に はしか広がる

先月、従業員16人がはしかに感染していたことがわかった関西空港で、大阪府は、1日、新たに従業員10人がはしかと診断されたと発表しました。
関西空港では、先月17日から31日までに、20代から30代の従業員16人がはしかと診断されていて、大阪府によりますと、その後の検査で、従業員10人が新たにはしかと診断されたということです。

10人はいずれも20代から30代で、これではしかの感染が確認された関西空港の従業員は、合わせて26人になりました。
また、大阪府によりますとこのほか、症状を訴えておよそ10人が検査を受けているということです。

はしかは、高熱などが続き全身に赤い発疹が出るのが特徴で、重症化すると最悪の場合、死亡することもあります。
また、空気感染で広がるため感染力が非常に強いのも特徴です。

関西空港の運営会社は利用客にも感染が広がっているおそれがあるとして、先月17日以降に空港を利用した人で、発熱などの症状がある人は医療機関に相談するよう呼びかけています。

運営会社の専用の電話相談窓口の番号は、072-455ー2288です。