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名古屋市との合併検討 北名古屋市長が表明

 愛知県北名古屋市の長瀬保市長は1日、市議会定例会で、隣接する名古屋市との合併に関し「前向きに検討していくことが必要」と述べ、合併に向けて検討する意向を初めて正式に表明した。市内部に年内を目指して検討委員会を設け、事業で連携実績がある豊山町と清須市にも合併を呼び掛ける方針。

 議員の一般質問に、長瀬市長は「小さな自治体ではなしえないことが可能になる」と答え、南海トラフ巨大地震を見据えた防災対策など大規模化のメリットを説明。名古屋市のベッドタウンであり、既にごみ処理施設などで連携している点から「合併は自然な流れ」と述べた。

 北名古屋市は2006年、師勝、西春の両町が合併して誕生。当時から市民の間で名古屋市との合併を期待する声があったが、名古屋市が合併に消極的だった。一方、近年では同市の河村たかし市長が市域拡大に言及。これらの動きを受け、両市の議員同士も水面下で接触し始めている。

 (中日新聞)

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