１日未明、愛知県犬山市の交差点で、パトカーに追跡されていた軽乗用車がタクシーに衝突し、運転していた男は車から降りて走って逃げ、警察が行方を捜査しています。
１日午前１時ごろ、犬山市蓮池で、巡回中のパトカーがライトをつけていない軽乗用車を見つけ、職務質問をするため停止を求めたところ、車はそのまま走り去りました。
警察によりますと、軽乗用車はパトカーの追跡を振り切って、約１．５キロ離れた交差点で通りかかったタクシーと衝突し、運転していた男は現場に到着した警察官を見て、車を置いたまま走って北の方向に逃げたということです。
タクシー運転手の話では軽乗用車が信号を無視して交差点に入ってきたということで、タクシーに乗客は乗っておらず、運転手にけがはありませんでした。
車に乗っていたのは２０代から３０代くらいの男１人で、警察が行方を捜査しています。
追跡中の車が事故を起こしたことについて、犬山警察署の林直樹副署長は「事実関係については現在、調査中」としています。