こんにちは、NAEです。
カフェで仕事するとめっちゃはかどりますよね。これでもか!ってくらい頭と手がスイスイ動きます。
その理由は・・・と一般論を紹介しても果てしなくつまらないので、自分の性格を掘り下げた結果見つかった超自己満足な斜め上の理由をご紹介したいと思います。
今回はそんなお話。
- カフェも仕事場。コンサルではロケーションフリーは当たり前
- カフェで仕事するとはかどる理由(一般論バージョン)
- カフェで仕事するとはかどる理由(自己満足バージョン)
- まあ、慣れるとしぼむんですけどね
- カフェ仕事だけじゃ回らない現実
- まとめ:性格を上手に利用して生産性を上げよう
カフェも仕事場。コンサルではロケーションフリーは当たり前
ぼくは外資系コンサル企業で働いています。
コンサルタントはクライアントの課題解決をお手伝いする仕事なので、多くの場合クライアント先に常駐して仕事をします。
しかし、社内会議や他プロジェクトのヘルプなどで移動することも多く、仕事場所(ロケーション)は必ずしも固定ではありません。午前はクライアント先、午後は本社、夕方から別のクライアント先、という動き方も一般的です。一方、一日通して自宅作業となる場合もあります。
このような事情から、会社の仕組み的にどこでも仕事ができること(ロケーションフリー)が保証されています。逆にそうでないと仕事になりません。そのため、パソコンが開けるすべての場所は仕事スペースなわけです。一昔前にノマドワークという言葉が話題になりましたが、移動の多いコンサルは自然にノマド的な仕事のしかたをしているのです。
カフェだって例外ではありません。むしろ好んで使う場所だったりします。ちょっとした待ち時間があればカフェに入ってパソコンを開くことが日常茶飯事。
カフェで仕事するとはかどる理由(一般論バージョン)
さて、カフェで仕事をすると効率が上がる、とよく言われますよね。
まずは一般的な理由について。こちらの記事に詳しくまとまっていますので、ここでは深くは語りません。
▼適度な雑音が心地よく感じる
▼制限時間があり集中力を高まる
▼人の目があるとやる気がでる
▼コーヒーの香りが脳を活性化させる
▼さらにコーヒーを飲めばストレスが解消される
まあそうですよね、という感じだと思います。
カフェで仕事するとはかどる理由(自己満足バージョン)
次に、ぼく自身がカフェで仕事しているときどう感じているかを掘り下げて見えてきた理由について。
名づけて、俺エラいやん?効果
カフェはそもそもリラックスする場所
カフェというのはそもそも一息つく場所なわけです。
開放的な雰囲気、やさしい照明、木目調の内装、壁のペイント、さわやかなBGM、コーヒーの香り、ゆったりとしたソファ、観葉植物、バリスタの笑顔と行き届いたサービス。
すべては日常の喧騒を忘れ、お客様にリラックスしていただくためにたてつけられているのです。
「また来たい」と思ってもらう。そのために居心地のよさを追求する。カフェとはそういうものなのです。
みんなリラックスしに来てるんでしょ
したがって、来る人は基本的にはリラックスしにきているはず。
実際スタバやドトールを見渡してみると、店舗の場所によってバラつきはあるものの、
- 一息ついているおひとりさま
- 話に花を咲かせている友達グループ
- 新聞や本を読んでいるナイスミドル
というように、皆が思い思いの時間を過ごしており、その半数以上はプライベートな時間を過ごしているはずなのです。
そんな中あえて仕事しちゃう俺エラいやん?
そんな中、そんな中でですよ。
リラックスするための環境なのにあえて仕事をしてしまう背徳感
自分はまわりの人と違うことをしているというえもいわれぬ高揚感
学生時代、校則を破って悪さをするときに感じたあのテンションが蘇ってくるわけです。
でも悪さをしているわけではない。むしろ仕事という良いことをしている。
そんな俺、エラいやん?
まあ、慣れるとしぼむんですけどね
もちろん、カフェで仕事をする機会が多ければ多いほどこの効果はしぼんでいきます。慣れって怖いですね。もはやスタバではドヤれない。
最近はすっかり慣れてしまったため、時にはあえてコンビニのイートインコーナーでパソコンを開いてみるなんてことを試したりしています。
と言いながらも、最初に紹介した一般論バージョンのはかどる理由はまだ効き目があるので、息苦しいオフィスなんかにいるよりカフェに出て仕事したいなあと心底思っています。
カフェ仕事だけじゃ回らない現実
とはいえ、仕事はチームプレー。
チームのパフォーマンスを上げるには、コミュニケーションにかかるオーバーヘッドを減らしたり、前向きな雰囲気を作ったり、管理職たる自分が仕事場にいる方が好ましい場合がほとんどです。ぼくひとりが150点のパフォーマンスを出せたとしても、他のメンバーが50点だと全く意味がありません。
またクライアントとの会議を全リモートで行うのはさすがにリスキーです。メールや電話、ビデオ会議では伝わらないちょっとした仕草が意外と重要だったりするものです。また会議前後のちょっとしたヨタ話の積み重ねが信頼関係を作っていったりもするもの。
SlackやらSkypeやら、いろいろなコミュニケーションツールはありますが、経験上これらは対面でのコミュニケーションには勝てない。F2Fのチカラを侮ってはいけない。
効率面だけでなく、当然セキュリティも気になります。これについてはヒト・モノの面で様々な面で対策を打ってあるので、また別の機会に紹介しようと思います。
カフェにいてすべてをリモートで、という働き方は正直憧れます。
でもコンサルタントという仕事はそれでは回らないんですよね。哀しい現実です。
まとめ:性格を上手に利用して生産性を上げよう
というわけで、カフェ仕事にまつわる俺エラいやん効果についてのお話でした。
この効果は自分の性格にあわない!という方もいるかもしれません。それもそのはず。この効果はぼくの性格から出てきたものなのですから。
その人にはその人の性格にあったモチベーションアップ&集中法があるはずです。ぜひ一度、自分の性格を振り返ってみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。