ファミリーマートとユニー経営統合 巨大グループに
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コンビニ大手のファミリーマートと、流通大手のユニーグループ・ホールディングスは1日、持ち株会社を設立して経営統合し、国内トップの規模に迫るコンビニと総合スーパーを併せ持つ巨大流通グループが誕生しました。
両社は1日、持ち株会社のユニー・ファミリーマートホールディングスを設立して、経営統合しました。
1日は、統合にあわせて改装した、東京都内のコンビニの店舗で記念の式典が行われ、コンビニの事業会社、ファミリーマートの澤田貴司社長が「新しいファミリーマートで、今後一層お客様の期待に応えたい」と述べました。
今回、誕生した新たな流通グループは、業界1位のセブンーイレブンに迫る、およそ1万8000店のコンビニと、東海地方を中心とした総合スーパーを併せ持つことになります。
このうちコンビニの店舗は、今後3年程度をかけて、ユニー傘下のサークルKとサンクスを、すべてファミリーマートに変更し、店舗で扱うポイントサービスもTポイントに統一する方針です。
一方、業績の低迷が続く総合スーパーは、36店舗を閉鎖する一方、ほかの店舗では、改装などを進める方針で、ネット通販の普及もあって小売り業界の競争が一段と激しくなる中、統合の効果をいかしていかに収益力を高めていくかが課題になります。
1日は、統合にあわせて改装した、東京都内のコンビニの店舗で記念の式典が行われ、コンビニの事業会社、ファミリーマートの澤田貴司社長が「新しいファミリーマートで、今後一層お客様の期待に応えたい」と述べました。
今回、誕生した新たな流通グループは、業界1位のセブンーイレブンに迫る、およそ1万8000店のコンビニと、東海地方を中心とした総合スーパーを併せ持つことになります。
このうちコンビニの店舗は、今後3年程度をかけて、ユニー傘下のサークルKとサンクスを、すべてファミリーマートに変更し、店舗で扱うポイントサービスもTポイントに統一する方針です。
一方、業績の低迷が続く総合スーパーは、36店舗を閉鎖する一方、ほかの店舗では、改装などを進める方針で、ネット通販の普及もあって小売り業界の競争が一段と激しくなる中、統合の効果をいかしていかに収益力を高めていくかが課題になります。
サークルKの店舗がファミマに 名古屋
今回の統合にあわせて、サークルKからファミリーマートに変わった、名古屋市昭和区の店舗では、開店の式典が行われました。
式典では、ファミリーマートの菊池潔上席執行役員が「愛知県では統合後、1800店の規模になり、これまで以上のサービスを提供できるだろう。期待に応えられる店舗を実現するべく取り組みたい」とあいさつしました。
店の品ぞろえは、ファミリーマートの商品に変わりましたが、今後、サークルKで人気が高かったスイーツなどの販売を検討しているということです。
2歳の子どもと買い物に訪れた40代の女性は「子どもと毎日、お菓子を買いに来ています。サークルKの好きな商品もあったので残念な部分もありますが、よい店になってほしい」と話していました。
式典では、ファミリーマートの菊池潔上席執行役員が「愛知県では統合後、1800店の規模になり、これまで以上のサービスを提供できるだろう。期待に応えられる店舗を実現するべく取り組みたい」とあいさつしました。
店の品ぞろえは、ファミリーマートの商品に変わりましたが、今後、サークルKで人気が高かったスイーツなどの販売を検討しているということです。
2歳の子どもと買い物に訪れた40代の女性は「子どもと毎日、お菓子を買いに来ています。サークルKの好きな商品もあったので残念な部分もありますが、よい店になってほしい」と話していました。