9人の遺体発見のグループホーム 職員などが黙とう
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9人が遺体で発見された岩手県岩泉町の高齢者グループホーム「楽ん楽ん」では、1日午前9時すぎに職員や関係者が片づけに訪れました。そして午前9時半ごろ、およそ20人が黙とうをささげていました。
グループホームを運営する社団医療法人、緑川会の佐藤弘明常務理事によりますと、死亡した9人のうち8人はグループホームの建物の中で見つかりました。このうち3人は個室で、1人は個室の入り口付近で、3人は台所で、1人は畳の休憩スペースで発見されたということです。また、1人は建物のすぐ外で見つかったということです。
グループホームの近くに住み、自宅に土砂が流れ込んだという76歳の男性は「おとといは午後5時半から6時ごろの間に、道路に30センチくらいの深さで水が勢いよく流れてきた。車での避難を考えていたが、できず、胸まで上がってきた水をかき分け、泳ぐようにして、家の裏にある高い所にある道路まで逃げた。水位が上がるまであっという間だった」と話していました。
グループホームの近くに住み、自宅に土砂が流れ込んだという76歳の男性は「おとといは午後5時半から6時ごろの間に、道路に30センチくらいの深さで水が勢いよく流れてきた。車での避難を考えていたが、できず、胸まで上がってきた水をかき分け、泳ぐようにして、家の裏にある高い所にある道路まで逃げた。水位が上がるまであっという間だった」と話していました。