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IIJmio(みおふぉん)がau回線MVNOを一般提供開始

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SIM

IIJmioがau回線を使った格安SIMサービスを開始します。メジャーなau回線の格安SIMサービスはmineo、UQ mobile、IIJmioと3つに広がりましたが人気のmineoとIIJmioどちらが良いか比べてみました。

IIJmio(みおふぉん)がau回線の格安SIMサービスを一般提供開始します。これによりauのスマホ利用者はmineo(マイネオ)以外にも少し選択肢が広がります。IIJmio(みおふぉん)のサービスとmineo(マイネオ)のサービスどちらがいいか比較してみましょう。

IIJmio(みおふぉん)がau 4G回線MVNOを一般提供開始

MVNOのIIJmio(みおふぉん)が2016年10月1日よりau回線を利用した格安SIMサービスを一般提供開始します。

IIJmio(みおふぉん)モバイルサービス タイプA開始

IIJmio(みおふぉん)で始まるIIJmioモバイルサービス タイプAはau回線を利用した格安SIMサービスです。これに伴って今までのドコモ回線の格安SIMはIIJmioモバイルサービス タイプDに変更されます。ドコモ回線のタイプD、au回線のタイプAのサービスを始めることでIIJmio(みおふぉん)はマルチキャリアのMVNOとなります。タイプDとタイプAでのデータ通信のシェアも可能です。

IIJmioモバイルサービス タイプA料金

IIJmioのモバイルサービス タイプAの料金を紹介します。

IIJmio
月額料金
データ通信専用SIM
月額料金
SMS機能付きSIM
月額料金
音声機能付きSIM
みおふぉん
高速通信容量
通信速度
SIM枚数
ミニマムスタートプラン972円972円1,728円3GB/月下り最大150Mbps
上り最大50Mbps
2枚
ライトスタートプラン1,641円1,641円2,376円6GB/月下り最大150Mbps
上り最大50Mbps
2枚
ファミリーシェアプラン2,764円2,764円3,520円10GB/月下り最大150Mbps
上り最大50Mbps
最大10枚

au回線の場合はSMSオプションが月額無料です。そのためSMSオプションとデータ通信のみを利用する場合は月額費用がモバイルサービス タイプDに比べて若干安くなります。その他はモバイルサービス タイプDと同じですね。

IIJmio(みおふぉん)モバイルサービス タイプA注意事項

IIJmio(みおふぉん)のモバイルサービス タイプAはSIMロック解除できないauスマホは利用不可となっています。VoLTE対応のスマホだけが使えるのですが、SIMロック解除ができるスマホかどうかも注意しなくてはなりません。また、通信量にも制限があります。連続する3日間の通信量の合計が3GBになると通信速度を低速に制限されてしまいます。その他の注意事項は今までと変わらず12ヶ月の最低利用期間や違約金などは変更なく同じです。

IIJmio(みおふぉん)とmineoはどっちがいいの?

同じau回線の格安SIMを利用するMVNOであるmineo(マイネオ)と比べてIIJmioは良いのでしょうか?

LTE対応のauスマホの場合はmineo(マイネオ)を利用するべき

一番気をつけなければいけないポイントは、VoLTE対応のSIMロック解除できる機種でなければIIJmioモバイルサービス タイプAは使えないところです。IIJmio(みおふぉん)のウィークポイントですね。mineo(マイネオ)の場合はLTE対応の機種で利用できるのでmineo(マイネオ)の方が利用出来る機種が多くなります。LTE対応の機種だと今でも2013年発売のXperiaを利用していたりする人もいます。IIJmio(みおふぉん)に乗り換える場合VoLTE対応のスマホに機種変更する必要があるので出費が増える形になりますね。

今ではIIJmio(みおふぉん)とmineo(マイネオ)の品質は同等になっている

では通信品質はどちらが上かというと今ではmineo(マイネオ)の通信品質は劇的に向上しており、IIJmioと肩を並べるレベルと言ってもいいと思います。以前だとmineo(マイネオ)の通信品質は混雑時に使えなくなったりする時もありましたが、今ではそんなことはありません。mineo(マイネオ)でもIIJmio(みおふぉん)でも最速実行速度は60Mbps〜80Mbpsを超えることもありますし、混雑時でも1Mbps程度を確保しています。ネットの通信品質は引き分けといったところです。

かけ放題オプションがあるIIJmio(みおふぉん)は強いかも

サービスとしてはIIJmio(みおふぉん)もmineo(マイネオ)も重視しているところが違いますから比べにくいのですが、IIJmio(みおふぉん)のかけ放題サービスの方が上のように思えます。mineo(マイネオ)には通話定額30と60がありますが、はっきり言うと半額通話アプリを利用した方が通話品質も同等で安上がりです。メリットはまったくありません。しかし、IIJmio(みおふぉん)のかけ放題は何度でも短い通話を無料にできるため通話を利用する人にとってはメリットの多いサービスになります。特に家族間であれば最大30分の通話が何度でも無料になるのは格安SIMの全てを見渡しても見つけられないサービスですから、通話サービスにおいてはIIJmio(みおふぉん)の方が大きくリードしていると言えるでしょう。

データ通信サービスはmineo(マイネオ)の方がいい

一方通信のサービス性ではmineo(マイネオ)のサービスの方が上です。mineo(マイネオ)ファンサイトのフリータンク機能で毎月最大1GBの通信容量を無料で追加できる他、低速通信については無制限に通信を利用することができます。IIJmio(みおふぉん)の場合は通信容量の追加には必ず料金が発生しますし、低速通信時でも3日間366MBを超えるとほぼ通信ができない状態になります。

通話重視ならIIJmio(みおふぉん)を、通信重視ならmineo(マイネオ)を選ぼう

特徴を比較してみると通話サービスを重視して料金を安くしたいのであればIIJmio(みおふぉん)を選ぶべきですね。ネット通信を重視して料金を安くしたいのであればmineo(マイネオ)の方が良いでしょう。

IIJmio(みおふぉん)がau回線MVNOを一般提供開始まとめ

IIJmio(みおふぉん)がau回線MVNOを一般提供開始をまとめました。

IIJmio(みおふぉん)がau回線MVNOを一般提供開始まとめ

IIJmio(みおふぉん)のau回線格安SIMサービスは10月1日から始まりますが、どのauスマホでも使えるわけではありませんし、そもそもSIMロック解除ができるauスマホを持っているのであればSIMロック解除してドコモ回線で使った方がau回線よりも広いエリアでネット通信が使えます。よってSIMロック解除できないauスマホをそのまま利用するのであればmineo(マイネオ)を選びましょう。スマホを機種変更したりSIMロック解除できるのであればIIJmio(みおふぉん)のドコモ回線のサービスを申し込むべきです。