ロマンの木曜日
2016年9月1日
「4の話! 略して!」 \よんばな〜〜〜〜/
なにが出るかな。なにが出るかな。トーク番組『ごきげんよう』でサイコロトークというものをやっていた。トークテーマが印刷してある特殊なサイコロを用い、出た面のテーマについて話す。
あれ、ふつうのサイコロでやってみてもいいんじゃないか。 ふつうのサイコロを使う『ごきげんよう』ではこういうものを使っていたが、
ぼくが使うのはこれ。サイコロが違うだけでやっていることはテレビ番組と全く同じ。もちろん数字しか出ないので、数字にまつわる話をしてもらう。これをリアルサイコロトークと名付けよう。
実はトークテーマが印刷してあるサイコロは、ネット通販で買える(パーティーサイコロという名前で売られていた)。
しかし、あんなバラエティバラエティしたものを出されて「話せ」なんて言われたらドン引きである。ここはふつうのサイコロがいい。ふつうのサイコロを用いることにより、なにをやらされているのか、さっぱりわけがわからなくなり、その勢いで話を弾ませることができるはずである。 リアルサイコロトークはメチャクチャむずかしいなにが出るかな、なにが出るかな
まずは発案者のぼくからサイコロを振らせてもらう。
4!
4が出た。頭の中で小堺一機が「4の話! 略して!」と発声、すかさずスタジオ観覧者が「よんばな〜〜〜」と後を追う。(どうでもいいですが、『ごきげんよう』も『笑っていいとも』も終わってずいぶん経ちますね)
じっとサイコロの目を見つめる
4、4、4……4の話何かあったっけ? きっかり3分くらいは沈黙しただろうか。ようやく思いついた話が以下のもの。
【4人がちょうどいい】
ぼくの仕事はマッサージ師なのですが、弱点がありまして……。もうマッサージ師になってもう4年も経つのに「たくさんの人を施術するのが苦手」なんです。具体的に言うと60分のマッサージだったら気持ちよくできるのが1日に4人。 それを超えると、ちょっとがんばっている感じになって、記憶が曖昧になります。仕事を終えて家に帰るときに「今日どんなお客さんが来たんだっけ?」って一瞬わからなくなります。 ……実際には自分の治療院で4人を超えて施術することもあるので、これあまりしゃべっちゃいけないやつかもしれない。自分で考えた企画にハメられている。
(念のため言っておきますが、4人を超えるときはできるだけ間に休憩などれいれて、パフォーマンスを維持できるように努めております)
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