就職し、仕事をこなしていくにおいて強みになる「資格」。中でも一度身に付けると一生役立つ終身資格は、1つ持っておくだけでも心強いです。
今回は専門性が高く、仕事の強みになる「アーク溶接資格」についてお話していきます。
☆アーク溶接資格って何?どんな仕事に活かすことができるの?
アーク溶接とは溶接方法の一種で、金属の電極と溶接する対象物の間で火花を起こし、溶接を施すことをいいます。
工場や建築現場、造船、車の製造など様々なシーンで必要とされる仕事です。一度技術を身につけることができれば、生涯役立つ資格でもあります。
また、企業でのアーク溶接を行う際には専門の特別教育を受けることが義務付けられているため、有資格者は多方面からニーズがあります。幅広い仕事に活かすことができるため、仕事場を選ぶことができ、転職が有利に進めやすいこともメリットの1つです。
☆アーク溶接資格を取得するための勉強方法は?
アーク溶接資格を取得するためには、特別教育講習を受講する必要があります。
一般的な資格習得はペーパーテストが行われる場合が多いのですが、特別教育講習では原則テストなどは行われません。そのため講習に参加し、必要な知識をきちんと得ることが大切です。
アーク溶接の専門知識を持つ講師が、細かく説明してくれ、質問なども受け付けてくれます。専門のテキストが配布されるため、参考にしながら勉強するとよいでしょう。
アーク溶接資格では、座学で行う講習よりも難易度が高いのは実技講習であるといえます。アーク溶接の技術者がついてくれ、実際に溶接を行います。
しかし、アーク溶接を行うにはコツがあり、そのコツを上手く掴めずに苦労する方も多いようです。こればかりは肌で感じて覚えていく部分であるため、実技講習でしっかりと基礎を学びましょう。
アーク溶接は専門的な知識と高い技術力が必要になってくる仕事です。ミスをしてしまうと大きな事故に繋がることも考えられるため、学科講習のみならず実務講習こそ非常に重要な経験であることがいえます。
☆資格を習得するための条件はあるの?
アーク溶接資格を取得するための条件は特にありません。18歳以上の方であれば、誰でも特別教育講習を受講することが可能です。
特別教育講習は技術系の専門学校や社団法人などが行っており、基本的に座学で学ぶ学科講習と実技講習をセットで受講するものが多いです。
しかし、時間的な余裕がないなどやむ終えない事情がある際に、学科講習のみを選択できる場合もあります。この場合、別に実技教育を受けるなど、対策が必要になるケースが多いです。
また実技講習で落ちてしまった場合、学科講習は有効になる場合が多く、定められた期間内では、実技講習のみを受け直すことも可能になります。資格を習得すると、手アーク以外にも、半自動アーク、自動アークと様々な種類のアーク溶接を施すことが可能になります。
☆講習を受講する方法は?
アーク溶接の特別教育講習は、技術系の専門学校、教習所、社団法人などが行っており、各都道府県にそれぞれ受講センターや会場などが設置されています。
受講したい機関が決まれば、指定に従って受講申請をします。多くの場合は、電話やファックスなどを使用し受講表を手に入れた後、受講に必要な情報を記入します。受講申請書を機関に提出し、申請は完了となります。
当日は機関から配布される受講表を持って会場にいきましょう。中にはインターネットを使って受講申請ができる場合もあり、よりスムーズに申請が可能です。
講習受講期間はそれぞれ違いがありますが、特別教育講習が3日程度で終了する場合が多いです。開催される日にちや、講習の進め方にも違いがあるため、あらかじめしっかりと確認しておく必要があります。