iPhone、iPad、iPod touch を売却または譲渡する前に

デバイスを手放してしまった場合でも、以下に紹介する手順で、デバイスから個人情報を削除していただけます。

まだ iOS デバイスをお持ちの場合

デバイスを売却または譲渡する前に、必ず個人情報をすべて削除しておいてください。Apple ID で iCloud にサインインした状態で、連絡先、カレンダー、リマインダー、書類、フォトストリーム、その他の iCloud データを手動で削除しないでください。iCloud サーバや、iCloud にサインインしているほかのすべてのデバイスからもコンテンツが削除されてしまいます。

以下の手順に従ってください。

  1. Apple Watch を iPhone とペアリングしている場合は、Apple Watch のペアリングを解除します。
  2. iOS デバイスをバックアップします。
  3. 「設定」>「iCloud」の順にタップします。下にスクロールして「サインアウト」をタップします。iOS 7 以前では、「アカウントを削除」をタップします。
  4. 「サインアウト」をもう一度タップして、「iPhone から削除」をタップしたら、パスワードを入力します。 
  5. 「設定」画面に戻り、「一般」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」の順にタップします。「iPhone を探す」が有効になっている場合は、Apple ID とパスワードの入力が必要になることがあります。
  6. デバイスのパスコードまたは機能制限のパスコードの入力画面が表示された場合は、入力します。「[デバイス] を消去」をタップします。
  7. ご契約先の通信事業者に連絡し、新しい持ち主の方にサービスを転送する方法について相談します。デバイスで SIM カードをお使いでない場合は、通信事業者に問い合わせて、新しい持ち主へのサービスの転送についてサポートを受けていただけます。

すでに iOS デバイスを売却または譲渡した場合

上記の手順を行わずにデバイスを手放してしまった場合は、以下の手順で対処してください。

  1. 新しい持ち主に連絡して、上記の手順でデバイス上のすべてのコンテンツと設定を消去してもらいます。
  2. デバイスで iCloud および「iPhone を探す」を使っていた場合は、icloud.com/find にサインインして該当のデバイスを選択し、「◯◯ の消去」をクリックします。デバイスのコンテンツと設定が消去された後で、「アカウントから削除」をクリックします。
  3. 上記の手順をどちらも実施できない場合は、Apple ID のパスワードを変更する必要があります。この場合、手放したデバイスに保存されている個人情報は削除されませんが、新しい持ち主が元の持ち主 (あなた) の情報を iCloud から削除することはできなくなります。
  4. 他社製の携帯電話に切り替える場合は、iMessage の登録を解除します。
  5. Apple Pay をお使いの場合は、iCloud.com でクレジットカードやデビットカードの情報を削除できます。「設定」を選択し、Apple Pay をお使いのデバイスを確認し、そのデバイスをクリックします。「Apple Pay」の横の「削除」をクリックします。

関連情報

  • iOS デバイスのバックアップの作成方法についてはこちらの記事、またはバックアップから復元する方法についてはこちらの記事を参照してください。
  • iOS デバイスを紛失したり盗まれたりした場合の対処法については、こちらの記事を参照してください。
  • 「iPhone を探す」のアクティベーションロックについては、こちらの記事を参照してください。

*「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップすると、Apple Pay 用に追加したクレジットカードやデビットカードの情報、写真、連絡先、音楽、または App など、デバイス上のデータが完全に消去されます。iCloud、iMessage、FaceTime、Game Center、その他のサービスもオフになります。デバイスからコンテンツを消去しても、iCloud に保存してあるコンテンツは削除されません。

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