HOME > レビュー > 御法川裕三のIFA散策2016(1) 今年のトレンドはどこにある? 気になる速報をお楽しみに!
2016年9月 1日/御法川裕三
欧州最大のコンシュマー・エレクロニクス・ショー「IFA 2016」がドイツ・ベルリンで9月2日から開催される。
IFAは1924年の初開催から今年で56回目、アメリカ・ラスベガスで1月に行われるCESと共に、近未来の新製品や新しい技術を発表する場として、見逃せない見本市である。昨年の例を挙げれば、24万人以上の来場者、1645もの出店数があり、展示面積も含め、年々拡大の一歩を見せている。
昨年のIFAはLGを筆頭とした「有機EL」ディスプレイが席巻をしたことが記憶に新しいが、本年度のキーワードもやはり有機ELとなるのか、またはすでに定着を見せつつある「UHD(4K)」の深化はいかほどとなるのか、HDRに対する各社の技術革新は? ドルビーアトモスやDTS:Xら3Dオブジェクトサウンドが欧州で普及を見せているのか、など、いくつか見所があると思う。
というわけで、今年もまたワタクシ御法川裕三が、皆さんと同じくの好奇心をもってIFAを散策したいと思います。主要ブースの新製品のみならず、気になったモデルやニュースなど、随時お伝えする予定です。よろしくお付合いのほどお願いします。
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