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【ゴルフ】

上原、2日連続ホールインワン 1大会2度は史上4人目

2016年8月30日 紙面から

1番でショットを放つ上原彩子=プリディスグリーンズ・クラブで(共同)

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◇カナダ太平洋女子オープン<最終日>

 ▽28日、カナダ・カルガリー、プリディスグリーンズ・クラブ(6622ヤード、パー72)▽曇り、16度、北北西13メートル▽賞金総額225万ドル、優勝33万7500ドル▽74選手

 【カルガリー(カナダ)レイ・デイビス】上原彩子(32)=モスフードサービス=が2日連続でホールインワンを達成。67をマークし、通算12アンダーで27位から今季最高の10位に順位を上げた。1大会2度のエースは米女子ツアー史上4人目。66で回った20歳のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が通算23アンダーで2位に4打差をつけ今季5勝目を挙げた。宮里美香(26)=NTTぷらら=と宮里藍(31)=サントリー=は通算6アンダーの37位。横峯さくら(30)=エプソン=は44位、野村敏京(23)は48位だった。

 上原がまたやった。前日の11番パー3に続き、8番パー3でホールインワン。158ヤードを7番アイアンで決めた。米ツアー通算3度目だ。ボールが転がりながら傾斜を上がり、吸い込まれるようにカップに落ちると、グリーンを囲んだギャラリーからは大歓声。それを浴びた上原は、気持ちよさそうに両手を上げて、喜びを表した。

 前兆があった。4番パー4で、残り約150ヤードの2打目を、ユーティリティーで直接カップに入れてイーグルを奪った。これで流れに乗り、5番と6番もバーディーにした。このムードを、8番につなげた。

 「ホールインワンのショットはイメージ通りに打てて、『入れ』って言ったら歓声が聞こえてきた。4番のセカンドが入ったのも歓声で分かった」と声を弾ませた。

 前半は2イーグル、2バーディー、1ボギーの31。後半は全ホールでパーと伸ばせず、2季ぶりの1桁順位を逃した。それでも今季最高の10位に「最高にうれしくて、もっともっとという感じでプレーしていた。すごく思い出に残るトーナメントになりました」と笑顔も満開。今季序盤は予選落ちが続くなど不振だったが、今後のアジアでの連戦に気持ちを高ぶらせた。

 

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