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悪の秘密結社のアフター5

悪の組織でリーマンしながら悪の秘密結社パーフェクションで幹部として活動もするおっさんのブログです。

悪の組織のIT事情

黒の組織

時代はインターネッツ

どこかの誰が吹き込んだか知らないが、この一言は我が組織に大きなインパクトを与えたようだ。

 

普段、私は組織に果敢に挑んでくる飛び込み営業をボスに近づけさせない。

 

しかし、ここ最近、私のガードは突破されたようだ。

 

 

 

 

その証拠に大量のiPadが納品された。

ご丁寧にケースまで購入している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突破された言い訳をさせて欲しい。

ボスとその親族のみが通常の3倍を超える夏休みを取った。

残された私たちは懸命に働いた。

しかし、どうしても決裁が必要な案件に遅れが出た。

経費の精算にも遅れが出た。

私は、関係各所、そして上部団体へお詫びに回った。

ボスは戻ってきてもお詫びには行きたがらないからである。

クレームは一次対応が重要。

私はそのセオリーを守り、外へ出た。

 

 

どうやらその外へ出ている間に飛び込み営業はボスと接触したらしい。

敵ながら見事である。

完全に我々の隙をついてきた。

我々の組織は混乱の局地にあり、誰も防ぐことができなかった。

我々、悪の幹部の目を欺き、易々とボスまで接触したらしい。

鮮やかな手口だ。かなり計画的なものだと思われる。

悪の組織として飛び込み営業の勇猛果敢、沈着綿密な手口は見習う部分は多い。

今回は完全に我々の敗北だ。

不思議と君らへの怒りはない。

内部の未熟さには歯痒いがね。

 

 

 

そして残っているのは、使い道の決まっていないiPad

 

あればあったで使うのだが、半端な台数と目的のない導入。

2年契約の縛りが恨めしい。

今まで複合機、電話、回線契約、基幹システム等の見直しでコツコツ下げてきた固定費はスタートラインに戻った。

 

やめよう。

過去の栄光に縋ることは。

「今」だけを見るんだ。

 

セッティングと使い道、運用方法に割当、マニュアル。

私の任務はこれらを考えることである。

 

 

私が組織に入るまでFAXでやり取りしていた我が組織。

メーラーのアドレス帳の登録すらできないボスとその親族達。

iPadが活用できる土壌ができていない。

組織は簡単には変わらない。

 

もうすぐ日が変わろうとしている。

 

私は大量のiPadを前にMDMの稟議書を作りながら日をまたぐだろう。

 

 

お休みなさい。

 

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