「今は我慢してでも、将来に備えてお金を貯めたい。」このように思ったことが一度はあるのではないでしょうか。お金は使わなくても手元にあるだけで、安心感をもたらしてくれますよね。
毎月貯金ができる生活を送りたいと思い立ち、一生懸命スマホで様々なサイトを見ていると、お金が貯まる人の習慣や行動が色々と紹介されていると思います。しかし、実際に貯蓄を成し遂げていない人の情報かもしれないと思うと不安になりますよね。
本記事は、FP500人に聞いて分かった下記で合計50個にまとめています。
- お金が貯まる人の習慣・行動10選
- 意外と知られていない節約術15選
- 知っている人はやっているお得術15選
- お金持ちになるために読んでおきたいおすすめ本10冊
今ではそれらを周りに教えることで、年収300万円台の人が毎年100万円を貯金できるようになる人を何人も出てきました。
なぜそのようにお金を貯められたのかは至ってシンプルです。素直に貯金をする方法を学び、自動的にお金が貯まるようにすることが最も重要であると体現できるようになれたからです。今回お伝えしているのは、超初級の考え方です。最後までご覧いただけると幸いです。
目次
- 1.お金が貯まる人の習慣・行動10選
- 2.意外と知られていない節約術15選
- 3.知っている人はやっているお得術15選
- 3-1.節約は絶対額で考える
- 3-2.格安スマホと格安SIMの違いを知って、お得に過ごす
- 3-3.雑誌は図書館で読むとお得
- 3-4.交通費はネットで事前予約
- 3-5.オークションで株主優待を購入する
- 3-6.送料をお得にする
- 3-7.ふるさと納税でお得術
- 3-8.スマホのGPSを利用して、出先でお得に飲食する
- 3-9.自動車税の支払いはnanaco
- 3-10.社会保険料を減らしたいなら、3月~5月は残業を減らしましょう
- 3-11.国民年金の減免制度を活用する
- 3-12.デパート積立制度や旅行積立制度を有効活用
- 3-13.国外銀行の円定期預金に挑戦する
- 3-14.自家用車を持たずに「カーシェアリング」
- 3-15.支払方法をネット上に変えるだけでお得になる
- 4.お金持ちになるために読んでおきたいおすすめ本10冊
- 4-1.日本人が教わらなかった知っておきたいホントに大事なお金の話(佐伯良隆)
- 4-2.年収200万円からの貯金生活宣言(横山光昭)
- 4-3.会社を辞めずに年収3000万円(林勇介)
- 4-4.1万円起業(クリス・ギレボー)
- 4-5.週末起業(藤井孝一)
- 4-6.藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方(藤原和博)
- 4-8.志高く 孫正義正伝 新版(井上篤夫)
- 4-9.起業のファイナンス(磯崎哲也)
- 4-10.ゼロからはじめる 起業のお金 必ず知っておきたいこと100(小坂英雄)
- 5.まとめ
1.お金が貯まる人の習慣・行動10選
1-1.手持ちのお金を把握している
サラリーマンである以上、大半の方は毎月一定のお金しか手に入りません。残業をしても一桁増えるということはないでしょう。だからこそ、手持ちのお金を把握する必要があるのです。
この内容を最初に紹介したのは、間違いなく他の行動にも影響を与えるため、絶対に身に付けなければならないことだからです。支出自体は全てを抑えることはできません。食事代・飲み物代、雑費などで毎日小さく出費をしてしまいます。だからこそ、必ず財布に入っているお金の残高を記憶しておくようにしておいて下さい。そして残りのお金を一体いつまで保てばいいのか、考える癖を身に付けましょう。
その癖を簡単に身に付ける方法がこれです。
「生活費を1週間単位に小分けする。」
給料が入った段階で、生活費を1週間単位に分けて封筒に入れておくことで、手持ちのお金を把握する習慣がしっかりと身に付きます。また、イレギュラーな支出は1週間単位の生活費の中で、やりくりするだけでよくなるのです。
1-2.買い物は消費か投資か考える、合わせて「なぜ今なのか」答えを出す
お金を貯めたいと努力して情報収集されている方であれば、昔からお金を使う時は消費(浪費)であるのか、それとも将来に向けた投資なのかも考えるようにしているのではないでしょうか。
それでも消費活動が盛んになってしまう時は、「なぜ今必要なのか」合わせて考えてみましょう。例えば、朝も昼も忙しくて食事ができなかったから、夜は外食でも良いからしっかりと食事をとりたい。これは次の日(将来)の健康維持のためにも必要な消費行動です。一方毎月の恒例だから、「友達と豪華で素敵なディナーを食べに行く。」これは単なる消費に該当します。このようになぜ今必要なのかを考えることで、消費活動を上手にコントロール出来るようになるでしょう。
次に投資です。消費活動を具体的に考えられるようになれたら、将来への投資活動にも目を向けてみてください。お金を貯めるには節約をすることは欠かせませんが、将来への投資も怠ってはいけません。
1-3.固定費を積極的に見直す時期をつくっている
お金を貯めるために効果的なものは「固定費の削減」です。まずは固定費について再認識をしましょう。固定費は家賃や年金、保険料のように、毎月固定で支出される費用のことです。
しかし、慌ただしい日々を送る中では、見直す時間を設けづらいと思います。そこで、長期休み(GW・お盆・お正月)は固定費を見直す祝日と捉えましょう。なぜ祝日が固定費を見直す時期にピッタリかと言うと、生命保険や自動車保険の担当者は休んでないということです。
しっかりアドバイスしてくれる人が時間をつくってくれ、さらに長期の休みにより精神的に落ち着いていられる時であれば、冷静な判断ができるからです。また、この時に固定費を見直してあなたに合った最適なプランに変えてしまえば、継続して節約効果が得られるというのも魅力です。
1-4.見栄を張らず、身の丈にあった生活をしている
見栄を張る人は、お金を浪費しやすく貯蓄することが苦手です。実は私も以前はそうでした。しかし、この心理から抜け出すために行動を変えたことで、大きくお金が貯まる(残る)ようになったとハッキリ言えます。
多くの方は「周囲の人と良好な人間関係を築けなくなる」ことに恐れていて、付き合いだからしょうがないと割り切り、浪費をしてしまいます。例えば、職場の後輩との飲み会が多いとしましょう。
飲みの場でなければ、話しづらいことがあると言いますが、本当は話をしっかり聞いてくれる場があるだけで良いのです。社内には人が集まりにくい所もあるでしょう。外では、居酒屋ではなく喫茶店でも問題ないはずです。
自分に自信が持てない人ほど、お金を使うことで立場を守ろうとしますが、大事なことは「言葉」であり、場ではないのです。
1-5.様々な物事に興味を持っている
毎日同じ生活も嫌だけど、新しいことを始めるはもっと不安。お金を貯めたいと思っている人は大概、このような悩みを持ちます。新しいことを始めるということは時間を奪うだけでなく、お金を失うというリスクもあると思ってしまうからです。
このような疑う気持ちから、多くの人は好奇心や興味関心がなくなっていきます。正確には生活の安定の為に、無意識に興味を持たないようにしているのです。
お金を稼ぐことにおいても同じことが言えます。隣の芝生が青く見えないように他の業界のことに興味をもたなくなった人は、大きく稼ぐことができなくなってしまいます。
しかし、お金を稼いでいる人はどうでしょうか?様々な物事に興味を持って世の中に未だ無いビジネスを考え、小さくても事業として展開しているからこそ、稼いでいるのです。大事な習慣は「面白い」と思える感性を持つことです。
1-6.確定拠出年金を試している
確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん)についてあなたは詳しく知っているでしょうか?確定拠出年金とは、私的年金の一つで、確定しているのは「掛け金(積み立て額)」だけという仕組みの年金です。
これは、あなたが積み立てた資金を、確定拠出年金制度を導入している会社が用意している運用商品から選ぶところから始まります。その資金を運用し、損益が反映されたものを老後の受給額として支払われる年金のことを言います。この仕組みの性質上、将来もらえる年金額はその運用成果次第で変わるということです。
この制度のメリットは、老後のための積立額が住民税・所得税を軽減させ、運用は非課税でできるということです。さらに、受取時も退職金とみなし優遇税制を使ってお金を残せるので、賢い人はこの制度を使っています。
1-7.カレンダーで節約記録をしている
私の中では、この方法が80万円の貯金達成に特に効果的だったと感じています。貯金はやろうやろうと思ってもなかなか難しいものです。目標を決めても、貯金箱に入れる小銭が手元になかった場合、「次でいいか」と思ってしまいお金を入れること自体を忘れてしまうことが多々あります。
そこで、1年間貯める理由である100万円の札束の写真をカレンダーに貼り、常に目にしておくことで、くじけそうになった時でも耐えることができます。さらに貯金をした日はカレンダーの日付を黒ペンで塗りつぶしていく癖をつけると、塗り潰せなかった日が抜け目になり、極端に気持ち悪く思うようになるので、貯金をするようになるでしょう。こう言ったモチベーションを上げるための工夫も有効的です。
1月1日に1円ずつ貯金をするだけでも、大晦日には66,795円貯まることになります。まずはコツコツと毎日貯める癖を身に付けましょう。
1-8.毎日を丁寧に暮らしている
あなたは毎日を丁寧に暮らしていると言えますか?例えば呑み明かす、タクシーを使う、スマホをすぐ壊すなど挙げればキリがないほど雑な生活の事例はあります。そこで、週に一回のペースで良いので、「一日中丁寧に暮らせた」と言える日を意識してつくってみてください。
ポイントは冷蔵庫に常備菜を作り置きしておくこと。クリーニングではなくアイロンを自分でかけること。電気の付けっぱなしにしないこと。このような点を意識して暮らしてみましょう。
この習慣が身に付くと、物をお金で手に入れるのではなく、工夫してお金を残すようになっていきます。この行動があっという間にあなたの貯蓄を増やしてくれるはずです。
1-9.貯め時を逃さない
実は人生には「貯め時」があります。その逆で「貯められない時期」も存在するのです。貯め時を例えると、独身で自宅住まいの時や結婚したばかりで共働きの時期、国の支援を受けられる子どもが小さい時期などが挙げられます。
この時期は収入も少ないですが、出費も少ないので節約してもお金には困りません。一方、人付き合いもあり「今日ぐらいはストレス発散で使っても良い」という甘い考えに陥りがちです。
この時点で貯金をする癖を付けておけば、その後万が一収入が減っても、貯蓄ペースが多少落ちたとしても貯め続けることができるでしょう。
お金が貯まらない人から「あの時何で貯めなかったのだろう….」という言葉を何度も聞くことになるので、あなたもこうならないように注意が必要です。
1-10.質の良い物を長く使う
ここでもう一度、「なぜお金が貯まる人が実際いるのか」考えてみましょう。一つ挙げられることが、お金を貯められる人の行動パターンには、「安いものを買わない」という習慣があります。
質が悪い物は雑に扱ってしまうし、すぐに交換が必要になってしまいます。その結果、お金と時間を余分に奪われることを実感しているからです。結果的に安く抑えるためには、毎日使う物ほど、質の良いものを選ぶことがポイントです。
その中でも購入時に注意してほしいのが家具です。少し高くても、丈夫なものを買えばストレスなく何年も使い続けることができます。さらに質の良い家具は、生活の質も向上してくれます。お気に入りのデザインで心が豊かになれたり、日常の動作がスムーズに進んでくれるようになります。
2.意外と知られていない節約術15選
2-1.強制的にお金を貯める仕組みを作る
次は節約術について解説します。私のように飛び抜けた無茶はしないタイプの人が貯金を増やすためには、必ず節約術をいくつか持っておかなければいけません。
この節約術を身に付けていない多くの人は、お金がある分だけ使ってしまう癖があるようです。例えば、通帳の預金残高を見て安心し、そのまま考えずに使ってしまうというケースに陥りがちです。
そこで、積立定期預金の仕組みを活用してみましょう。積立定期預金とは、給与が振り込まれる指定銀行が取り扱っている定期預金に、毎月一定額を振り替えていく仕組みのことです。多くの銀行がこの積立定期預金の仕組みを用意しています。
節約はストレスに感じないようにすること。そして、続けることが重要です。この積立をすることで「給料が入ったら、何よりも先に貯金をすること」で持続性のある節約が可能になるでしょう。
2-2.家賃を削減する
節約の中でも大きく支出を変えることができるのが引越しをして、家賃を減らすことですよね。しかし、物件を探したり引越しに伴ってネット回線を変えたりなど、時間がない人にとっては結構大変です。
ここで一つ知っておいてほしいことがあります。日本の現状は人口が減り、大家さんからしたら昔から住んでくれているあなたに住み続けてもらえることが何より大事だと思っているということです。その背景を利用して、家賃削減の交渉をしてみましょう。
もし仮に、月に3,000円家賃を下げてくれたら年間で3万6,000円もお金が浮くことになります。今までと状況は何も変えていないのに、交渉をしただけでお金が貯まる仕組みが作れます。
ポイントはこうです。
「1~3月は避けて、5月に家賃交渉を行うこと。」
5月は不動産業界では引っ越しをする割合が少ないと言われています。そんな時に、毎月定期的に家賃を振り込んでくれる住民に引っ越しをされると一番苦しい時期なので、交渉もしやすいと言えるのです。
2-3.少しずつでいいので、毎日掃除をする
今までの生活を極力変えずに、節約をする方法が掃除に隠されています。気が付いた時に、少しずつで良いので掃除をするだけで、節約に繋がるのです。
週に1回休日に掃除機をかけて、日常はちょっと拭き取るだけでも掃除は十分です。そうすることで、拭き掃除をした雑巾は手洗いですみます。結果、汚れ物を洗濯機で洗うこともなくなり節約に繋がります。またキレイな部屋を保ちたいという欲求が生まれ、不必要な物を買わなくなります。
最終的に不要な物がないことで在庫管理ができるようになり、消耗品や食品においても無駄にしないことに繋がるのです。
今できることは気付いた時の掃除。次に、整理整頓で持ち物の管理癖を身に付けることです。
2-4.いらないポイントカードは断捨離をする
店員さんにポイントカードをすぐに作ってもらってはいませんか?ポイントカードはそもそも販売促進のための、最も効果的なツールです。
ポイントカード自体作ってしまうと、お店に行きたくなり余計なお金を使ってしまいます。まずは最初からポイントカードは作らないとルールを決めましょう。
一方、ある一定期間を過ぎるとそのお店でお得に購入したいという欲求が無くなります。その結果、「なんとなく持っている」カードになっていきます。この状態になっているカードはすぐに処分をして、年会費を払っているカードは解約手続きを進めましょう。
年会費が500円かかるカードを2枚処分するだけでも、お金が貯まっていきます。この使わないカードを保有していることよりも、その分節約ができることに人は幸福に感じるのです。
2-5.光熱費を上手に節約する①電気代
日々、節約を意識していてもなかなか固定費が減らないとお悩みのあなた。
節約をするために避けて通れないのが電気にガス、水道などの光熱費の節約です。この記事では電気・水道・ガスに分けて詳しくお伝えしています。この3つの出費を今回お伝えする方法だけ実践すると、合計で毎月3,50円は下げられます。その結果、年間4,200円の貯金に繋がるので侮れません。
まずは電気代の節約です。
ここで欠かせないのが契約アンペアの変更です。まずは、毎月ポストに投函される「電気ご使用量のお知らせ」という検針票から、契約アンペアを確認しましょう。または分電盤を開けてブレーカーを直接見ることで確認することも可能です。次に、東京電力が用意しているアンペアチェックを受けてみましょう。
自分の家が実際にどれくらいの電力を消費しているのかを把握できたら、契約のアンペア数を見直すことが出来るようになります。
契約アンペアを一つ下げるだけでも、年間1,500円〜1,800円分の節約につながります。
2-6.光熱費を上手に節約する②水道代
水道代は節約術の中では大きな変化に繋がりにくい分野ですが、ランニングコストの一つなので節約を怠ってはいけません。まずは、一番水を使用している場所はどこかを覚えましょう。
東京都水道局が発表した平成24年度の調査時点では、家庭の中で使用量が一番多い場所はお風呂でした。次いてトイレです。まずはお風呂での節水方法は一般的ですが、残り湯は洗濯や掃除に活用するということです。
また、車を所有している人は、洗車に使用すると効果的です。さらに、シャワーの使用は15分間使用すると、浴槽一杯分に相当するので、注意をしましょう。
次にトイレの節水です。節約とは言え、トイレは故障や詰まる原因になるため安易な節水は問題を起こします。出来ることはたった一つ。「大、小のレバーがある場合は、しっかりと使い分けをすること。」世帯数が多い家庭で、家族全員がきっちりとここで紹介した節約方法を実践するだけでも、水道料金の節約に繋がります。
2-7.光熱費を上手に節約する③ガス代
光熱費の最後はガスについてです。月々の出費を減らしたいならガス代の節約を心掛けましょう。普段の生活の中でガスを多く使うのがキッチンとお風呂です。そこで、キッチンとお風呂のガス代を節約できる方法を解説します。
まずは調理で必要不可欠なガスコンロですが、「2Lのお湯を沸かす場合のガス代は中火で3円、強火で3.5~4円」と言われています。ということは、調理時間が長ければ長いほど、ガス代が掛かるということです。そこで、料理は電子レンジで下ごしらえをするように心掛けましょう。次にお風呂です。
お風呂は沸かすことより、溜めることが節約に繋がります。東京ガスの調査によると、追い焚き回数を1日に1回少なくすることができれば、年間13.2㎥のガス代が節約できるとされています。都市ガスの場合、1㎥あたりのガス単位料金は約150円です。この数字から年間約2,000円の節約に繋がります。
2-8.食材を大事にして、野菜を使い切る
キッチン周りは節約術を発揮できるステージと言っても過言ではありません。一度買った野菜は、余すことなく使い切りましょう。これが必ず年間で大きくお金が貯まることに繋がります。
まずは長持ちする保存方法を覚えましょう。例えばレタスの保存方法ですが、レタスの芯に爪ようじを3本刺すだけで、レタスのシャキシャキ感を驚くほど長く保つことが出来ます。
次にほうれん草や小松菜は、冷蔵庫の中で立てて保存をしましょう。長ネギを想像していただき、畑に生えていた時と同じ状態にすることで保存できる期間が長くなります。さらに、トマトやきのこ類は冷凍保存が出来るので冷凍庫に入れてしまいましょう。
調味料に使うしょうが、にんにく、ワサビは凍ったままでも、擦り下ろして利用できるので、冷凍できる食材は冷凍して長期保存を心掛けてください。
2-9.新聞紙を効果的に使って節約する
新聞紙は意外かもしれませんが、活用できる方法が多数あります。新聞も、毎月お金を出して購入しているものですので、そのまま捨ててしまわずに、ここで紹介している方法を試してみてください。
例えばこれです。「窓拭きに新聞紙を利用する。」
実は、一枚の新聞紙を折りたたんで水で濡らし、濡れ雑巾代わりにすることで窓の汚れを落とすことが出来ます。また、乾いた新聞紙をクシャクシャにして乾拭き用の雑巾代わりにすれば、インクの効果で窓がキレイになります。
また、新聞紙は吸湿力が高いため、部屋干しの洗濯物の下にクシャクシャにした後に再度広げた後に新聞紙を置きましょう。この工夫をするだけで、乾燥機をかけなくても部屋干しの洗濯物の乾燥を早めることができるのです。
2-10.手数料は絶対に払わない
手数料というのは私たちの生活の中に多く潜んでいます。例えば、ATM手数料、振替手数料、解約手数料などです。
なぜ、この各種手数料に注意をすべきかお伝えすると、そもそも払わなくて良い支出だからです。これらはルールを守ることで、手数料を0円にできるでしょう。一方、ATM手数料を気にしない場合、月に5回コンビニで下ろしたとして210円×5=1,050円の無駄な出費が出てしまいます。
振替手数料は、例えば家賃の支払いを管理会社の指定銀行以外にすると、毎月300円程度の出費が出てしまいます。年間では3600円以上の出費で、非常にもったいないです。このような手数料がかからない曜日・時間を再確認して、絶対に無駄な手数料は払わない習慣を身に付けましょう。
2-11.保険料を削減する
保険料の代表「生命保険と自動車保険」。その他にも様々な保険がありますが、企業が提供するサービスなので保険会社が儲かるように商品はつくられています。そこで、付き合いの長い保険会社の担当者も結局は儲けるためにやっていると思い、心を鬼にして保険の見直しを行いましょう。
例えば生命保険は、ネット生命保険会社の普及によって、大手の第一生命などと全く同じ保証内容なのに人件費を削っているネット生保では40%も安い金額になっている場合があります。見直すためには調べるのに時間は掛かりますが、自分で保険を選んだ方が補償内容も把握出来ます。
また何よりも、毎月の支出を押さえられる保険に入れます。面倒な方は「価格.com」を使い調べてみましょう。あなたの性別と年齢を入力するだけで条件にあった、一番安い保険会社の情報を調べることが出来ます。
2-12.飲み物をコンビニでは買わない
何も考えずに飲み物を購入していませんか?あなたも、喉が渇いた時にコンビニを利用して飲み物を購入するようでは、お金は貯まりません。
500mlのペットボトルの飲み物は、コンビニや自販機だと160円はするでしょう。スーパーで目にしている販売価格と比較すると2倍の値段になっていることもあります。手軽に適温の飲み物が手に入るという便利さの代わりに、高いお金を払うことになります。
2日に1本の飲み物をコンビニで買っていたと仮定した場合、1本50円の節約に繋がった時には年間累積で9,150円が手元に残ります。さらに水筒にすれば、年間で5万円程度の節約にもなるのです。スーパーやドラッグストアで飲み物を購入し、飲料代の節約を心掛けましょう。
2-13.自転車で交通費とジム代を削減する
あなたは、会社までの通勤で電車は必ず必要でしょうか?これはお住いの地域によって大きく変わるので、会社の近くに住む方だけに該当する内容にはなりますが、何事も知識として持ち合わせておくと応用が効くので、そうでない方もご一緒に確認してみてください。
堅実にお金を貯めたいと思っている方は、自らの習慣を変える必要があります。節約にも繋がる良い例に挙げられる事が、自転車通勤に変えてみることです。デスクワークが多く運動不足の人におすすめです。
都内では一駅分歩いた場合、毎日280円程度の節約になります。時間は往復で30分〜35分程度使います。しかし、自転車であれば往復15分〜20分ですむので、時給換算をすると時給1,000円の節約になります。このように考えるとコストパフォーマンスの高さが理解できると思います。
2-14.通信料の節約を真面目に考える
今やスマホは欠かせないツールになりました。貯金を貯める方法もスマホでサクッと調べられるはずです。この手軽さからPCをほとんど開かなくなったという方も多いのではないでしょうか?そこで、今まで高い通信料を支払っていたPC用に契約していた回線を解約することで、光通信であれば月に5,000円程度、通信料の節約につながります。
解約しても不自由がないことに気がつくでしょう。もし、スマホも家のWi-Fiを利用して安くしているということであれば、逆にスマホの基本料金を抑えましょう。
例えば夫婦でスマホを持っている場合、月にそれぞれ7,000円の計1万4,000円を支払っているとします。それを3,000円のスマホに二人とも変更して、家用のブロバイダ回線を繋げたままにしたとしても、計6,000円+ブロバイダ5,000円で合計1万1,000円の金額で収まります。どちらが良いかはあなたの生活にあった方法を選んでみてください。
2-15.ガソリン燃費の向上による燃料の節約を学ぶ
節約術の中でも大きな影響があるのが、ガソリンの節約です。ガソリン燃料の節約を知っておくだけでも、思い出した時に節約につながる行動が出来るので覚えておいて下さい。
例えば、2か月に1回のガソリン給油を抑える節約行動が出来れば、5人乗りの自動車で年間約3万〜3万6,000円のお金が手元に残ります。では、この具体的なガソリン燃料の節約方法を見ていきましょう。
<始めに車を軽くする>車の中に荷物をたくさん載せておくと無駄な負荷がかかり、ガソリン代が跳ね上がります。この点に注意をして、不要な物は車から下ろして燃費の改善を実感してみてください。
<急発進と急停止をしない>あなたが所有している車がエコカーであっても、急発進や急停止は大きくガソリンを消費するため、なるべく同じ速度で走るようにしましょう。急発進を1日20回行うと、約340ccのガソリンが無駄になりますのでご注意ください。
3.知っている人はやっているお得術15選
3-1.節約は絶対額で考える
ここまで読み込んで頂き、ありがとうございます。ここからは、節約を含む習慣や行動ではなく、知っておくだけで「お得」になる情報をお伝えします。必ず、お得だったと感じて頂ける内容に絞っていますので、最後まで読んでみましょう。
最初に伝えたいことは節約で大事なことに「割引額」という考え方があるということです。物を購入する時は割引率ではなく、割引額で選ぶように意識してみてください。
例えば2,000円の物を1,000円で買う場合、割引率は50%です。次に50万円の物を48万円で買う場合は、割引率はたったの1%です。
しかし割引額で見ると一つ目は1,000円の得をしているのですが、二つ目は2万円もの得をしていることになるのです。この違いを意識するだけで、お得に買い物ができるようになるでしょう。
3-2.格安スマホと格安SIMの違いを知って、お得に過ごす
まずあなたは、最近話題の格安スマホと格安SIMの違いは何か、的確に答えることは出来ますか?結論から言うと、格安スマホと格安SIMの違いは、スマホ端末が付いているか、付いていないかの違いだけです。
もう少し簡単に説明すると、SIMカードだけを契約するか、スマホとSIMを同時に契約するかだけの違いしかないのです。
iPhoneユーザーでもSIMフリーの端末を購入すれば、格安のSIMにしても、そのまま使い続けることができるので、操作を覚える手間もいらないし、スマホの端末代も節約できます。
毎月の電話時間が短い人やLINE電話で良い人などにオススメのお得術です。
3-3.雑誌は図書館で読むとお得
新しい情報が載っている雑誌を毎月購入していませんか?これではいくらお金があっても節約は出来ないでしょう。
実は、あなたが住む図書館も時代に合わせてファッション雑誌や旅行雑誌などの話題の最新号を取り揃えています。一度で良いので、近くの図書館を利用してみると冷暖房はついているし、スマホは充電できるし、無料のWi-Fiは使えることなど何一つ不自由なことがないことに気がつけるはずです。このことに気がついた若者やサラリーマンが、図書館で過ごす実例が増えていますよ。
図書館には開館時間内で行くのは無理という方は、dマガジンという月額432円で、コンビニに並ぶ160誌以上がスマホで読み放題のサービスがありますので、活用してみてください。
3-4.交通費はネットで事前予約
長期休みの場合は、家族での帰省や友人との旅行で新幹線を利用しますよね。そんな時は、インターネットを使って予約をするとお得です。例えば、JR東海ツアーズで「ぷらっとこだま」を購入すると、東海道新幹線に格安で乗れるようになります。
指定席で2,000円以上、グリーン車なら5,000円以上の割引があると人気を博しています。西日本の方は「のぞみ早得往復きっぷ」が有効活用できるでしょう。これはJR西日本が販売している期間限定の割引往復券で、JR指定のルールを守れば往復で「のぞみ号(時間帯も任意選択可)」の普通車指定席に格安で乗車できます。
予定が決まっている場合、スマホを使って事前予約をしてみると、最大30〜49%も安くなることがあるので、頭の片隅に入れておきましょう。
3-5.オークションで株主優待を購入する
昔はネットでの各種取引は匿名で行われることが多く、事件に巻き込まれたり、騙されたりすることが日常茶飯事でした。しかし、今ではスマホが流通したことで「お互いに評価をし合うことになり、両者が努力をする」ことで安全な取引が出来るようになりました。
もちろん株を購入して、優待券と入手しても良いのですが手持ちの資金が必要になるので、メルカリやヤフオク、チケットキャンプなどを巧みに使い、効率よく必要な優待券を購入しましょう。
例えばチケットキャンプではディズニーランド大人1DAYチケットを入手する場合、チケットカウンターで差額の調整をするだけで、4,400円の割引ができるチケットなども出品されていました。こういったテーマパークに行く人は、かなりお得になりますね。
3-6.送料をお得にする
送料は大手企業であれば、そこまで変わらないだろうと思い、「適正価格を調べず」に高い発送方法を使ってしまう人が多いです。
どの配送業者が一番安いのか調べたい場合は「送料の虎」を使いましょう。このサイトはどの発送方法が一番安いのかを、大きさや重さから的確に調べることができます。また、佐川急便のように荷物を雑に扱ってほしくないという人は、ヤマト運輸や日本郵便局に荷物を持ち込むと100円割引になります。
また郵便局は、一年の間で同じ宛先に発送すると50円割引になるのでお得です。(前回の控えが必要)さらに郵便局の「ふるさと小包」を利用すると、配送料が無料になる上に全国の名産品を送ることができるため非常にお得です。
3-7.ふるさと納税でお得術
ふるさと納税という言葉は「さとふる」のCMで良く耳にするのではないでしょうか。しかし、内容はよく知らないという方が多いようです。
これは自治体への寄付の大半が、所得税や住民税の減税という形で戻ってくる制度を指します。実質的には寄付で、納税という名前がついていますが扱いは納税ではありません。
このふるさと納税の魅力は、寄付のお礼としてカニや米、お肉などの特産品がもらえることです。自己負担額が2,000円を超える金額であれば、2015年4月の税制改正に伴い、住民税のおよそ1割程度だった還付が2割程度の控除額となり受けることができます。
さらに年間5自治体までの寄附であれば、確定申告が不要となるので、お得に活用できるでしょう。
3-8.スマホのGPSを利用して、出先でお得に飲食する
位置情報サービス(GPS)を活用して、今いる場所の周辺店舗からクーポンをその場で取得できる完全無料のwebサービスがあります。
それが「イマナラ」です。日経トレンディの2011年ヒット予測ランキングでも1位になっていて信頼のあるサービスです。このサービスは「残り時間40分でご来店の方に限り、お会計50%OFF」など、枚数限定の今すぐ使える時限クーポンを簡単に取得することができるので、お得に食事が楽しめます。
今までは、高くて行けなかったお店や予約で一杯のお店も、もしかしたらスムーズに入れて、尚且つ安く食べられるかもしれません。都内で勤務している人にオススメです。
3-9.自動車税の支払いはnanaco
自家用車を持っている方は、自動車税の納付書が年に1回届きますよね。これが何とも苦しい金額で、自家用車を所持するのを諦めたくなる時があるでしょう。
どうせ払うのであれば、税金であってもお得に支払いたいですよね。このような支払いからは逃れることはできないため、早い段階で義務を済ませてしまいましょう。
自動車税は1リットル以下であれば現状29,500円の納税額ですが、何とこの金額をセブンイレブンだと電子マネーのnanacoで支払うことが可能です。このnanacoへのチャージは、クレジットカードも活用できるので、クレジットカードのポイントがnanacoへのチャージを通して貯められるというお得情報です。
3-10.社会保険料を減らしたいなら、3月~5月は残業を減らしましょう
あなたは社会保険料の価格を決める仕組みについて知っているでしょうか?社会保険料を下げるカラクリは確かにあり、給料から天引きされる社会保険料を抑えることができるのです。
まず社会保険料とは厚生年金保険、健康保険、介護保険などをまとめたものを指します。この金額は都道府県ごとに定められた、標準報酬月額という数字をもとに算出されています。
実はこの標準報酬が、基本的に4月〜6月の平均給与をもとに毎年見直される仕組みになっています。もうあなたもご理解頂けたと思いますが、4月〜6月の給料が高いとその後1年間は社会保険料が上がってしまうということです。
これを知っている人は上手く残業しないようにしているので、身近な人に対策方法の話を聞いて参考にしてみましょう。
3-11.国民年金の減免制度を活用する
自営業の方やフリーランスの方は、国民年金の支払いに苦しんでいるのではないでしょうか。国民年金には減免制度というのがあり、一定の収入に達していない場合、25〜100%の減免が検討される場合があります。
実際、国民年金基金に加入している人の内、全額免除になっている人が全体の約4分の1の538万人もいるそうです。半額免除の対象者も53万人以上もいるので、多くの人が免除を受けていることが分かります。
これは、地元の社会保険事務所で認定されると、1年間は申請によって認められた額になるそうです。この金額で、滞納分を遡って支払うことも可能です。該当する方は、一度国民年金の支払い状況を冷静に確認してみてください。
3-12.デパート積立制度や旅行積立制度を有効活用
銀行預金には絶対に実現できない、高金利な積立制度があります。それがデパート積立制度、旅行積立制度です。消費活動を行うことが前提ですが、上手く活用するとお得に生活を送ることが出来るでしょう。
まずデパート・百貨店が用意している「デパート積立制度」に加入すると、毎月一定額を半年〜1年の間、積み立てることになります。その後、満期時を迎えると積み立てた金額に上乗せした額の商品券や電子マネーを受け取れるという仕組みです。
また旅行積立制度も同じで、満期時に一定のサービス額を上乗せした旅行券を受け取れる制度です。旅行券に有効期限があることや中途解約では損になることがデメリットとして挙げられますが、ルールを守ると大きく金額が上乗せされて手元に戻ってきます。
3-13.国外銀行の円定期預金に挑戦する
1970年〜1980年代の日本では、郵便貯金の10年定期預金の金利が8〜12%もありました。このような背景から、貯金をすることが当たり前として教育され、投資信託に回す人は逆に損をすると思われてきました。
しかし今の日本の銀行では、1年物大口定期金利ですら0.025%と、ほぼ0%であることが分かります。利息だけで暮らすのは難しい時代になりました。一方、日本支店がちゃんとある、国外の銀行に預ければ、1年ものの円定期預金でなんと金利0.35%も戻ってきます。
もしあなたがここで紹介したお金が貯まる方法を通し100万円の貯金ができ、そのお金を円定期預金で預けた場合、年間3,500円の利息が戻ってきます。試しに1つの定期預金を国外銀行の円定期預金に変えて、試してみましょう。
3-14.自家用車を持たずに「カーシェアリング」
自家用車は所有するだけで、ガソリン代、保険代、駐車場代、各種税金など大きな出費に繋がります。この金額が毎月2万円〜5万円と掛かるため、貯金がしにくい状況を生み出しています。その悩みを解決するために都市部を中心に、カーシェアリングというサービスがあります。
実はこのサービスはガソリン代を支払う必要もありません。また短時間で予約をしても、乗車中に手軽に延長ができるためストレス無く乗車することができます。入会時の会員カード発行料のほか、毎月の会費と使用料金だけで良いので、年間で考えた時に毎月2万円以下の出費に抑えられるでしょう。
また自家用車を売り、自宅の駐車場が空いている場合は「akippa」というサービスで、貸し出すことができるのでちょっとした収入にも繋がります。
3-15.支払方法をネット上に変えるだけでお得になる
上記のようにお得術は数々ありましたが、その中でも見直してほしいことがあります。それが「支払方法をネット上に変える」ということです。まずは毎日の買い物はネット上で購入する方法に変えて、インターネット割引を活用しましょう。
今では多くの会社がインターネット割引を用意しています。例えば、大手のデパートや家電量販店などもインターネット割引を導入しているのです。
さらにスモールビジネスのネットショップを活用すると、大幅に節約につながるので、実際に店舗に行って、商品を確認した後にネットで購入すると良いでしょう。ネットショップの代表例であるAmazonは、当日に荷物を届けてくれるサービスも用意しています。時代に合わせた消費の仕方を身に付けて下さい。
4.お金持ちになるために読んでおきたいおすすめ本10冊
4-1.日本人が教わらなかった知っておきたいホントに大事なお金の話(佐伯良隆)
今回は、まず100万円のお金を貯めることを目標に、この記事で紹介した内容を地道に実践に移して頂きたいと思います。そういった理由から、おすすめの書籍に関してもお金を稼ぐ初心者向けの内容から紹介していきます。
まず始めは、会計事務所で働く公認会計士の友人から紹介された本です。この本は私たちが社会に出ると、途端にお金と正面から向き合わねばならない事実から伝えていて、さまざまな局面で、お金についての判断を迫られるシーンが書かれています。
お金の「殖やし方」「守り方」「稼ぎ方」「使い方」や、さらに「経済」「時間」との関係性まで書かれています。生きていく上でのお金の悩みやお金絡みの不安に対し、全て自分で答えを出せるようになる安心感を与えてくれるおすすめの本です。
4-2.年収200万円からの貯金生活宣言(横山光昭)
この本は究極の貯金プログラムが書かれた書籍と言っても過言ではありません。内容は借金をしてしまうような、お金の問題を抱える人が読むべき本となっています。どうしようもない程、金銭感覚がズレていて、人並みの金銭感覚を身に付けたい方には必ず読み込んでもらいたい本です。
プログラム化されているので、頭を使わずに本に沿ってお金が貯まるならやってみたいという人にもおすすめです。例えば、節約といえば「コンセントを抜く・食費を節約する」といった方が多い中、まずは固定支出費の削減から取り組むべき理由も解説されています。
4-3.会社を辞めずに年収3000万円(林勇介)
実際にお金が貯まってきたのなら、起業という大技を使わなくてもお金を生み出す方法があります。それが「会社を辞めずに年収3000万円」という本に書かれています。内容は、ある平凡サラリーマンが年収300万円から3,000万円に変えた方法が「不動産投資」であったことを語っている書籍です。
実際にほとんどお金がない状態から専門的な知識も必要なく増やしていった成功体験が書かれています。株や外貨、先物・FXといった知識も必要でハイリスクな内容もある中、この書籍で紹介されている投資方法と比較すると、やはり初めに学んだ方が良いと言える本です。現在では、アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」のサービスもあるので、今の方が会社にバレずアパート経営が出来るでしょう。
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4-4.1万円起業(クリス・ギレボー)
もしも、お金を自分の能力で増やしたいと思うのであれば、まずはこの本を読みましょう。「実際に独立するかは稼いでから決めればいい。」このように思わせてくれる書籍で、あなたが思い描いているちょっとしたアイデアを、実際に食べていけるビジネスに育てる方法がしっかりと記載されています。
例えば、音楽教室のスケジューリングをするだけの事業で年収3,000万円になった人や、ブライダル用のアクセサリー作りで年収500万円を稼ぐ人などリアルな数字の稼ぎ方が紹介されています。
そして会社を辞めなくても始められることや、主婦の方にも始められる内容が満載です。マイクロビジネスの経営者向けのおすすめ本です。
4-5.週末起業(藤井孝一)
起業のリスクの大きさを分かっているからこそ書ける、週末起業を勧める書籍です。「働きながらでも起業する時間や資金を用意できるのか、そもそも勤め先が許可してくれるのだろうか」。そんな疑問を解決してくれる本です。
週末起業に興味がある人は、この本を読んでみるといいと思います。無理せずやろうというメッセージが非常に現実的で、全く的外れな内容になっていないことがサラリーマンや主婦にとって大きなメリットになると思います。
また本気になった時のための、本格的な起業に向けたトレーニングにもなる本です。しかし、2003年の本なので、ネットビジネスの活用方法などは他で補う必要はありますが、本質的に重要なことが解説されています。
4-6.藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方(藤原和博)
著者の藤原和博氏は株式会社リクルートでマネージャーを務め、数々の新規事業を手がけた後に、杉並区立和田中学校の校長に就任した教育改革実践家です。
ホリエモンでお馴染みの堀江貴文氏が「時代の本質を捉えている。いま働くって、こういうこと。」と大絶賛したキャリアの考え方が示されていて、状況がさまざまに異なり変化する社会の中で価値を見出して働ける方法を説いています。
週末起業をしなくても、キャリアで勝負したいという方におすすめの本で、堅実に働いてきたから人であれば理解しやすい、価値のある人材とは何かを独自の理論で紹介している書籍です。
4-8.志高く 孫正義正伝 新版(井上篤夫)
ソフトバンク株式会社代表取締役会長の孫正義氏本人が、初めて公認した書籍として評価の高い本です。起業家スピリッツが学べる上、2015年までの孫正義氏の功績を学べる本です。この本を読むことで「勇気と活力が湧いてくる」というのが正直な感想で、何をやるにしても気持ち(志)が大事であることが非常に良く分かるストーリーとなっています。
ただの会社の歯車として働く小さい自分と、その周りの人の幸福を追求して生きていくことだけでは駄目だと思わされる内容です。また、人生一回限りということを強く意識している孫氏の行動と、実績にするためには熱量が肝心だと、心から思わせてくれるおすすめの本です。
4-9.起業のファイナンス(磯崎哲也)
いよいよ志が決まり、起業してお金を稼ぐ以外考えられないという人に向けておすすめする本です。ベンチャー企業のCEOや、ベンチャーキャピタリストからおすすめされた、ファイナンス面を一から学べる書籍です。
実際にタイトル通り起業家に必要なファイナンスの知識が漏れなく事細かく載っているので、大きく成長する企業としてやっていきたい人は必ず読むべき一冊となっています。例えば、お金の話だけでなく契約や組織、事業の成長についてもしっかりと触れられているので、身近に起業家が居ない人は、まずこの本でじっくりと勉強をしてみましょう。
ベンチャー起業に関わる全ての人材から、「この本は重要なことがしっかりと書いている。」と言わす本となっています。
4-10.ゼロからはじめる 起業のお金 必ず知っておきたいこと100(小坂英雄)
起業を前提に生活をされている方に知っておいてほしい、起業前、起業時、起業後・事業運営といった成長の段階ごとに沿った、お金の知識を100項目にまとめて書かれている本です。
資金はどれくらい準備すれば問題ないのか、顧客とのお金のやり取りなど小さな疑問も解決してくれる一冊です。また、事業が成長した時に、銀行とはどう付き合えば正解なのかなども書かれています。
この本は起業以外にも、「一体お金とは何か」を実業ベースで教えてくれる、お金の総合書とも言えるでしょう。
5.まとめ
いかがでしたか?お金が貯まる方法やそれを実現する習慣について理解が深まりまったでしょうか?お金を貯めるということは長い目で見ても難しいことです。また、甘えてはいけないことも理解できたでしょう。
この記事は、実際にお金が貯めた私が真剣に貯蓄が出来るように、閲覧者のあなたがどういうことで困っていて、それらを解決するためには何の情報が必要なのか具体的に検討しながら解説しているコラムとなっています。
最後に厳しいことを伝えますが、「生活水準は落とせないし、忙しいから」と言って実際に取り組まないで情報を無駄にしてしまう人は、今後も貯蓄をすることは難しいでしょう。行動に移すかは、あなた次第です。