名古屋市の小学校で、女子児童の着替えを盗撮する目的で教室にカメラを設置し、動画を撮影したなどとして逮捕・起訴された教諭について、市の教育委員会は８月３１日付けで懲戒免職の処分にしました。
処分を受けたのは名古屋市北区の清水小学校に勤務していた浅野陽祐教諭（３３）です。
名古屋市教育委員会によりますと、浅野教諭は、ことし６月、６年生の女子児童の着替えの様子を盗撮するため、教室にカメラを設置し、動画を撮影したとして、逮捕・起訴されました。
教育委員会の調べに対し、浅野教諭は盗撮を認め、「自分の性的関心によるもので、７、８年前からしていた」と話したということで、市の教育委員会は、８月３１日付けで懲戒免職の処分にしました。
市教育委員会は「学校教育に対する信頼を著しく失墜させる行為で、誠に遺憾であり、深くおわび申し上げる。教職員への研修を行うとともに、更衣室の施錠を徹底するなど再発防止に取り組みたい」としています。