08月31日 20時08分
現在、開かれている国際芸術祭、あいちトリエンナーレにあわせて、名古屋駅前のシンボル「ナナちゃん」が、31日から専門学校生がデザインした衣装に衣がえしました。
「季節や流行などで姿を変えるナナちゃん。31日からはトリエンナーレ仕様におめかしです」。
衣装は愛知県長久手市出身の現代アート作家、三田村光土里さんが、名古屋ファッション専門学校の生徒に呼びかけて募集した96点のデザインの中から選んで作られました。
衣装には「ナナちゃんの思い出の写真」というタイトルが付けられ、カメラのレンズをイメージしたデザインがあしらわれているほか、あいちトリエンナーレのシンボルマークも付いています。
デザインした専門学校3年生の若園由香里さんによりますと、ナナちゃんが世界中を旅して訪れた場所を写真に収めていく姿を表現したということです。
若園さんは「見た人がナナちゃんと一緒に旅しているような気持ちになってほしい」と話していました。また、あいちトリエンナーレの芸術監督の港千尋さんは「ナナちゃんがいろんな人たちを連れて芸術祭会場を回ってくれたらと思います」と話していました。
ナナちゃんの衣装は9月6日まで見ることができます。
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