ニュース詳細
消防職員の水難救助潜水訓練
08月30日 19時04分
3005211631_20160830191946.mp4
水難救助の技術を磨こうと、消防職員が海上保安庁の潜水士から指導を受ける潜水訓練が三重県鳥羽市で行われました。
鳥羽港で行われた訓練には、三重県内の消防本部で水難救助活動にあたっている10人の消防職員が参加し、鳥羽海上保安部の巡視船「いすず」に乗務する潜水士7人から指導を受けました。
ウエットスーツを身につけた消防職員は10キロの重りを海面より上に持ち上げて、10分間立ち泳ぎをしたり、素潜りで水深6メートルの海底から20キロの重りを引き上げたりする訓練に必死の表情を浮かべて取り組んでいました。
参加した消防職員は、それぞれの消防本部では水難救助の指導にあたる立場だということです。
伊勢市消防本部の石熊剛消防士長は「台風の後で海中の視界が悪かったが、ふだんはプールで訓練をしているので良い経験になった。
技術を磨いて今後の指導に生かしたい」と話していました。
訓練は9月1日まで続き、空気ボンベを使い行方不明者を捜索する実践的な訓練なども行われます。
東海のニュース
新着ニュース