企業向け提供のサービス価格 3年1か月連続の上昇
先月、企業向けに提供されたサービスの価格は、人手不足の影響で警備や労働者の派遣にかかる価格が値上がりしたことから、去年の同じ月を0.4%上回り、3年1か月連続の上昇となりました。
日銀の発表によりますと、先月、企業向けに提供されたサービスの価格は、平成22年の平均を100とした指数で103.4となり、去年の同じ月を0.4%上回り、3年1か月連続で上昇しました。
これは、人手不足の影響で、道路工事など「警備」にかかる代金や、製造業向けの「労働者の派遣」にかかる代金が上昇したこと、また、テレビやインターネットの広告代金が上昇したことなどが主な要因です。
日銀は「外国人旅行者の増加でホテルの宿泊代が引き続き値上がりしていることもサービス価格の上昇につながっている。このところ進んだ円高が輸出入にかかる貨物輸送の価格などにどう影響していくのか注視していきたい」としています。
これは、人手不足の影響で、道路工事など「警備」にかかる代金や、製造業向けの「労働者の派遣」にかかる代金が上昇したこと、また、テレビやインターネットの広告代金が上昇したことなどが主な要因です。
日銀は「外国人旅行者の増加でホテルの宿泊代が引き続き値上がりしていることもサービス価格の上昇につながっている。このところ進んだ円高が輸出入にかかる貨物輸送の価格などにどう影響していくのか注視していきたい」としています。