首相 TICADへ出発 「アフリカ発展に貢献したい」

首相 TICADへ出発 「アフリカ発展に貢献したい」
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安倍総理大臣は、ケニアで開かれるTICAD=アフリカ開発会議に出席するため、25日午前、羽田空港を出発しました。出発に先立って安倍総理大臣は、質の高い技術など日本の強みを生かし、アフリカの発展に貢献したいという考えを示しました。
安倍総理大臣は、27日からケニアで開かれるTICADに出席するため、25日午前、政府専用機で羽田空港を出発しました。TICADはこれまで日本で開かれていましたが、6回目となる今回はアフリカ諸国の意向を踏まえて初めてアフリカで開催されます。
安倍総理大臣は、出発に先立って羽田空港で記者団に対し、「今回は、アフリカで開催される歴史的な意味のあるTICADとなる。日本の強みである質の高い技術と人材育成を生かしてアフリカの発展に貢献していきたい。今回は、経団連の榊原会長をはじめ、たくさんのビジネスマンの方々に同行していただいており、官民を挙げてウィン・ウィンの関係を築いていきたい」と述べました。
安倍総理大臣は今回のTICADで、質の高いインフラ投資の拡大やテロの未然防止に向けた支援を打ち出すことにしていて、最終日の28日には議論の成果を盛り込んだ「ナイロビ宣言」が採択されることになっています。