ウクライナ 東部の戦闘めぐりロシアと応酬続く

ウクライナ 東部の戦闘めぐりロシアと応酬続く
ウクライナのポロシェンコ大統領は、ソビエトからの独立を記念する式典で演説し、ウクライナ軍と親ロシア派の散発的な戦闘が続く東部について、「ロシアは東部の住民を、みずからの兵隊と考えている」などと非難する一方、ロシアはウクライナの国防相を刑事訴追し、両国の応酬が続いています。
ウクライナのポロシェンコ大統領は首都キエフで24日、ソビエトからの独立25年を記念する式典に出席し、軍の兵士や市民を前に演説しました。
この中で、ポロシェンコ大統領は、ロシアが支援する親ロシア派との散発的な戦闘が続く東部について言及し、「ロシアは東部を軍事活動の舞台、東部の住民を、みずからの帝国的な野心を満足させるための兵隊と考えている」と述べ、非難しました。そのうえで、東部の親ロシア派が支配する地域と、ロシアが一方的に併合したクリミアを取り戻すため、外交努力を続けると述べました。
一方、ロシアの捜査当局は、ウクライナ軍が親ロシア派との停戦合意にもかかわらず、砲撃を繰り返したとして、ウクライナのポルトラク国防相などを刑事訴追したと発表し、両国の応酬が続いています。
プーチン大統領は、ロシアとウクライナなど合わせて4か国の首脳が、停戦合意の履行を後押しするために行っている首脳会談の出席を見送る考えを示唆しており、東部の戦闘が再び本格化するのではないかという懸念が出ています。