参院選の結果受け 政党助成金の交付額変更

参院選の結果受け 政党助成金の交付額変更
国から政党に交付される政党助成金について、総務省が、先の参議院選挙の結果を受けて、ことし1年の交付額を改めて算定した結果、自民党は174億円余りとなる一方、民進党は93億円余りとなりました。
政党助成金は、総額およそ320億円が、所属する国会議員の数や国政選挙の得票数に応じて年4回に分けて交付されます。
交付額は毎年1月1日現在で算定されますが、国政選挙のあと算定し直すことになっていて、総務省は、7月の参議院選挙の結果を受けて、ことし1年の交付額を改めて算定しました。それによりますと、議席を増やした自民党は2億1500万円増え174億3600万円となったのに対し、議席を減らした民進党は3億9500万円減って93億4800万円となりました。公明党は7900万円増えて30億5100万円。日本維新の会は2億2200万円増えて7億800万円。生活の党は1800万円増えて3億5100万円。社民党は3000万円減って4億4100万円。日本のこころを大切にする党は1600万円減って5億4400万円となります。
一方、共産党は政党助成金の制度に反対して助成金を受け取っていません。