石油元売り経営統合 JXTGホールディングス誕生へ
石油元売り最大手のJXホールディングスと業界3位の東燃ゼネラル石油は31日、経営統合することで最終合意し、新会社の社名をJXTGホールディングスとすると発表しました。
JXホールディングスと東燃ゼネラル石油は共同で記者会見し、31日、経営統合することで最終合意したと発表しました。
グループを束ねる新たな持ち株会社の社名はJXTGホールディングスとし、社長にはJXホールディングスの内田幸雄社長が就任します。
両社は現在、公正取引委員会から受けている審査の結果を待ち、ことし12月に臨時株主総会で統合の承認を得て、来年4月に新会社に移行する計画です。一方、ブランドについては、JXホールディングスが展開するエネオス、東燃ゼネラル石油のエッソ、モービル、ゼネラルの合わせて4つを、当面維持することにしています。
また、統合後には、数百人規模の人員削減を行うほか、製油所についても統廃合を検討し、数年以内に実施するとしています。
JXホールディングスの内田社長は「ガソリンの需要の減少で経営環境が厳しい中でも、収益を確実にあげられる国際的に競争力のある集団を目指す」と話しました。
石油元売り業界の再編をめぐっては、同じく来年4月を目指している出光興産と昭和シェル石油の経営統合が、出光の創業家の反対で実現が不透明になっており、今回の統合が業界再編の流れにどう影響するか注目されます。
グループを束ねる新たな持ち株会社の社名はJXTGホールディングスとし、社長にはJXホールディングスの内田幸雄社長が就任します。
両社は現在、公正取引委員会から受けている審査の結果を待ち、ことし12月に臨時株主総会で統合の承認を得て、来年4月に新会社に移行する計画です。一方、ブランドについては、JXホールディングスが展開するエネオス、東燃ゼネラル石油のエッソ、モービル、ゼネラルの合わせて4つを、当面維持することにしています。
また、統合後には、数百人規模の人員削減を行うほか、製油所についても統廃合を検討し、数年以内に実施するとしています。
JXホールディングスの内田社長は「ガソリンの需要の減少で経営環境が厳しい中でも、収益を確実にあげられる国際的に競争力のある集団を目指す」と話しました。
石油元売り業界の再編をめぐっては、同じく来年4月を目指している出光興産と昭和シェル石油の経営統合が、出光の創業家の反対で実現が不透明になっており、今回の統合が業界再編の流れにどう影響するか注目されます。