関西空港で働く16人がはしかに 利用者に感染おそれも
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大阪府は31日、今月関西空港で働く男女16人が、はしかに感染していたと発表しました。府では、利用客にも感染のおそれがあるとして、今月17日以降に関西空港を利用した人で、発熱などの症状がある場合は、医療機関に相談するよう呼びかけています。
大阪府によりますと、関西空港にある会社で働いている20代の女性従業員が発熱などを訴え入院し、今月17日にはしかと診断されたということです。
その後、同じような症状を訴えた従業員の検査を行ったところ、31日までに最初に診断された女性を含む20代から30代の男女合わせて16人が、はしかと診断されたということです。
ほかにも、関西空港で働く20人余りが症状を訴えていることから、詳しい検査を進めているということです。
はしかは、高熱などが続き全身に赤い発疹が出るのが特徴で、重症化すると最悪の場合、死亡することもあります。また空気感染で広がるため感染力が、非常に強いのも特徴です。
関西空港の運営会社などによりますと、この会社は、空港内の業務を請け負っていて、感染がわかった従業員は、国際線のチェックインカウンターなどを担当していたということです。
大阪府は、空港の利用客にも感染が広がっているおそれがあるとして、今月17日から30日までに関西空港を利用した人で、発熱などの症状がある人は、医療機関に相談するよう呼びかけています。
その後、同じような症状を訴えた従業員の検査を行ったところ、31日までに最初に診断された女性を含む20代から30代の男女合わせて16人が、はしかと診断されたということです。
ほかにも、関西空港で働く20人余りが症状を訴えていることから、詳しい検査を進めているということです。
はしかは、高熱などが続き全身に赤い発疹が出るのが特徴で、重症化すると最悪の場合、死亡することもあります。また空気感染で広がるため感染力が、非常に強いのも特徴です。
関西空港の運営会社などによりますと、この会社は、空港内の業務を請け負っていて、感染がわかった従業員は、国際線のチェックインカウンターなどを担当していたということです。
大阪府は、空港の利用客にも感染が広がっているおそれがあるとして、今月17日から30日までに関西空港を利用した人で、発熱などの症状がある人は、医療機関に相談するよう呼びかけています。
専門家「国際空港は感染の危険性高い場所」
感染症対策に詳しい大阪府済生会中津病院の安井良則部長は「はしかは、最も感染力が強い感染症と言われている。最近は、はしかウイルスが海外から持ち込まれるケースがほとんどで、国際空港は、感染の危険性が高い場所だ。1日何万人もの人が利用する空港で、はしかが出ると、多くの人に感染が広がるおそれがあり、空港で働く人は、ワクチンの接種を確認するなどの対策が必要だ」と話しています。