ぶらりふくい
県内の訪れたいお薦めスポットを詳細に紹介します
トップ > 日刊県民福井から > ふくい地域ニュース > 記事
ふくい地域ニュース名人擁する福井銀王座 初の県職域・学生かるた
県内で初めて企業チームが参加する競技かるたの団体戦「県職域・学生競技かるた選手権大会」が二十八日、永平寺町山の永平寺緑の村四季の森文化館であり、川崎文義名人を擁する福井銀行が、初代王座に輝いた。 県かるた協会は、今年県内から初めて名人が誕生したことを好機と捉え、県内に就職した社会人が、各企業でも競技かるたを続けられるようにと、企業などにチームづくりを呼び掛けて初めて開催。県内四社と滋賀県庁、県内五高校、二大学の計十二チームが参加。三人制で四チームずつの予選リーグを戦い、上位チームで決勝トーナメントを戦った。 山崎みゆき会長は「これまで県内では高校までの団体戦しかなかった。職場で参加できる大会をつくることで、社会人が競技かるたを続けられる受け皿にしていきたい」と意義を強調。高校で全国優勝した経験を持つ福井銀の寺嶋麻美子さん(30)は、企業チームができて団体戦を戦うことに「練習のモチベーションにもなり、貴重な経験で楽しかった」と話した。 名人が所属するチームとの対戦は、高校生にも刺激になった。予選リーグで対戦した武生高校百人一首かるた部の新保朋実部長=二年、三段=は「A級(四段以上)の選手とチーム戦ができたのはいい経験」と話し、名人と対戦した吉田迅太郎さん=一年、二段=は「全てが速くて迫力があった」と話していた。 (中田誠司) ◇上位成績 (1)福井銀(2)若狭高(3)AOIグループ PR情報 |
天気 |
Search | 検索