ポケモンGO人気にあやかれ! あの手この手で便乗する企業続々
2016年08月31日 12:22 発信地:パリ/フランス
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【8月31日 AFP】世界中で何百万人もの人を街へと駆り立てたスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(Pokemon Go)」。街の小さなレストランから多国籍企業までさまざまな企業が、このゲームに利益のにおいを嗅ぎとっている。
フランスのビデオゲーム小売りチェーン「ミクロマニア(Micromania)」のパリ(Paris)・バスチーユ(Bastille)店には、ポケモンキャラクター「ピカチュウ(Pikachu)」の小さなぬいぐるみが多数陳列されている。店員は、「本当によく売れている。在庫を補充するのは、この2週間でこれが4度目だ」と明かした。
同社は今年、ポケモン誕生20周年を記念し、マグカップや帽子などさまざまなキャラクター商品を取りそろえた。「ポケモンGO」をきっかけに新たなポケモンファンが急増した状況を利益につなげたいと考えている。
関連商品の売り上げだけにとどまらない。企業はこのアプリに、従来の広告では見込めなかった形での集客が見込める大きな潜在能力を見出している。プレーヤーらに対し、新たなポケモンが手に入ると売り込むのだ。
米ニューヨーク(New York)からオーストラリア・シドニー(Sydney)まで、バーやレストランは金銭を支払って、一定の場所に多くのポケモンを集結させる機能「ルアーモジュール」の設定を依頼しているという。客を呼び込んで長居してもらい、大いに消費してもらおうという狙いだ。
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