トップ > 石川 > 8月30日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

九谷茶碗まつり再開催 5月暴風で中止、来月24、25日

強風でテントが倒れて中止となった九谷茶碗まつりの会場=石川能美市泉台町の九谷陶芸村特設会場で(能美市提供)

写真

 五月に暴風で初めて中止となった北陸最大級の陶器市「九谷茶碗(ちゃわん)まつり」が九月二十四、二十五日、「秋の九谷茶碗まつり」として、石川県能美市の九谷陶芸村特設会場で開催される。

 今年は九谷焼産業の礎を築いた江戸時代の陶工、斎田道開の没後百五十年。記念年の中止に、五月の出店業者から再開催を望む声が相次ぎ、復活が決まった。

 会場の規模は通常の約三分の一になるが、四十一業者が出店する。目玉企画として、百五十点以上の名作を放出する落札会を三年ぶりに開く。会場周辺に八百台分の駐車場を確保した。

 四十五業者がテントで出店し、五月三日に始まった茶碗まつりは強風のため、初日にテント会場が午後から封鎖され、二日目から中止に追い込まれた。県陶磁器商工業協同組合理事長で、まつり実行委員長の嶋崎信之さん(59)は「十張り以上のテントが倒壊した。来場者の安全を考えると、中止は苦渋の決断だった」と話す。商品被害額は千五百万円以上に上ったという。

 茶碗まつりは、斎田道開の遺徳をしのんで始まり、今年で百八回目を迎えた。九月二十一日の命日に合わせ、秋の開催を決めた。

 二十四日は午前九時〜午後五時まで。二十五日は午前九時〜午後四時まで。嶋崎さんは「五月は中止にもかかわらず来てくれた方がいて、申し訳なかった。春の分も祭りを楽しんで」とPRしている。 

(吉野淳一)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索