ニュース
2016年08月31日 12時12分 UPDATE

LINE、暗号化通信有効を示す“鍵マーク”表示 きょうから

「Letter Sealing」機能が有効の場合、トーク画面の表示される名前の横に鍵マークが表示する。

[ITmedia]

 LINEはこのほど、メッセンジャーサービス「LINE」で暗号化通信「Letter Sealing」(レターシーリング)の有効を示す鍵マークをトーク/通話画面に表示する「Indicator」機能を提供すると発表した。8月31日から順次適用していく。

photo 鍵マークは名前の左横に表示する

 Letter Sealingは、LINE上で送受信された内容を送信者と受信者以外には解読できないよう設計された暗号化通信方式。外部からの不正アクセスなどに対応するもので、Twitterのアカウント非公開設定などとは異なるものだ。初期設定で全ユーザーがオンになっているが、設定からオフにもできる。

 LINEでは、2015年11月8日より1対1のトークを対象にLetter Sealingを導入。その後は音声通話や50人以下のグループトーク/複数人トークにも対応範囲を拡大してきた。現時点で本機能による保護対象情報はテキストと位置情報のみ。

 なお、同社は注意事項としてLetter Sealingが適用されたトーク内容を未読状態のまま機種変更したり、PCなどのサブデバイスからのみ閲覧していたりする場合は、暗号鍵が変更されるため、機種変更後のデバイスでトーク内容を閲覧できなくなる場合があるとしている。

photo

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -