終戦記念日の15日、大阪市住之江区の大阪護国神社で戦没者を悼む祭儀「英霊感謝祭」が執り行われた。大阪府内各地の遺族や各種団体をはじめ、一般参拝者ら約500人が参列し、犠牲者の冥福を祈った。
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神楽を舞うみこたち=15日午後、大阪市住之江区の大阪護国神社 |
大阪護国神社は、大阪府内に戦没者を祭る施設がなかったことを受けて1940年に創建した。府出身者や縁故の10万5千柱余りを祭り、春と秋に大祭を開くとともに、終戦記念日には英霊感謝祭を斎行している。
この日は、政府主催の全国戦没者追悼式が東京の日本武道館で行われたのに合わせ、本殿に集まった参列者が正午に黙とう。神職が祝詞を奏上し、みこが神楽「みたまなごめの舞」を厳かに奉納した。
参列者たちは順番に玉串をささげ、深々と頭を下げて戦没者たちに思いを寄せていた。
柳沢忠麿宮司は祭儀を通して「記憶を新たにして忘れないことを誓う」と話していた。
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