小池知事 築地市場移転時期は来年1月にも判断
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東京都の小池知事は、ことし11月に予定されていた築地市場の移転をめぐり、移転先の豊洲市場の敷地内で行っている水質調査の結果が来年1月上旬に出た段階で移転時期を判断するとともに、豊洲市場の安全性などを検証する組織を立ち上げる方針を固め、31日に表明することにしています。
東京・中央区の築地市場は、ことし11月7日に江東区の豊洲市場に移転する予定でしたが、小池知事は、豊洲市場の敷地内を通る地下水の水質調査の結果が11月7日の移転予定日に間に合わず、安全性の確認を慎重に行う必要があることなどから、延期する方針を固めました。
小池知事はこうした方針について31日午後に記者会見を開いて説明することにしていて、豊洲市場の水質調査の結果が来年1月上旬に出ることから、その段階で移転時期を判断することを表明することにしています。
また、豊洲市場について、仲卸業者などから新しい店舗の間隔が狭いといった声が出ていることを受けて、設備の改善を行うことや、土壌や水質など、食の安全や安心を検証するため、環境省出身の都の顧問らを中心とした組織を立ち上げることを明らかにすることにしています。
さらに小池知事は、豊洲市場の整備費について、当初4300億円と見込んでいたものが、去年3月の段階で5800億円余りに膨らんだことについて、「都民の理解が得られるか疑問だ」として、調査することを説明することにしています。
小池知事はこうした方針について31日午後に記者会見を開いて説明することにしていて、豊洲市場の水質調査の結果が来年1月上旬に出ることから、その段階で移転時期を判断することを表明することにしています。
また、豊洲市場について、仲卸業者などから新しい店舗の間隔が狭いといった声が出ていることを受けて、設備の改善を行うことや、土壌や水質など、食の安全や安心を検証するため、環境省出身の都の顧問らを中心とした組織を立ち上げることを明らかにすることにしています。
さらに小池知事は、豊洲市場の整備費について、当初4300億円と見込んでいたものが、去年3月の段階で5800億円余りに膨らんだことについて、「都民の理解が得られるか疑問だ」として、調査することを説明することにしています。