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BLEACH外伝 作者:二毛目大庄
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〜千年後、史上最強と称された集団〜

こんにちは。

BLEACHが先日最終回を迎えました。
ファンとしては喜ばしいのと同時に寂しさは勿論、好き過ぎるが故に一抹の怒りもあります。

先生、もっと世界広げてよ!笑

という訳で、誠に勝手ながら今回はファンなら誰しも気になっている、作品中史上最強と名高い、初代護廷十三隊について書きたいと思います。

私にとって初作品になるので、誤字脱字、誤用などは多目にみて下さい…笑
2人の男が縁側に座り話をしている。
1人は口元にヒゲをたくわえ、額には十字の傷を負っていた。
もう一人は首から巨大な数珠をぶら下げており、頭を剃髪にしていた。

「なぁ和尚よ」

和尚と呼ばれた剃髪の男は、茶を一口啜り「どうした」と返事をした。

「現世で悪霊が(ホロウ)となり、力を付け始めて千年。それに我等が対抗する力として統学院を設立して千年。以前のように現世の魂魄(こんぱく)量が極端に減少する事は無くなった」

十字傷の男が、まだ癒えきっていない額の傷を触りながら言う。

「しかし、奴等もバカではない。同じように…いや、最近は特に顕著に力を付けてきた」
「確かに、先日 尸魂界(ソウルソサエティ)に侵入してきたのは予想外だった」
「そこで、だ」

十字傷は立ち上がった。

「儂はこの尸魂界に、新たな組織を作ろうと思う」
「新たな組織?」

和尚は十字傷を見上げた。
十字傷の眼は決意の力に満ちていた。

「あぁ。名はあんたが決めてくれ。真名呼和尚と呼ばれるあんたなら、正しい名前が付けれるはずだ」
「その組織は目的はなんだ?」
「現世は勿論、尸魂界や瀞霊廷(せいれいてい)を護る、死神を束ねた組織だ」
「お主の名前からとって山本重國軍、と言うのはどうだ?」

真名呼和尚はニヤリとし、からかうように言った。

十字傷は名を山本重國といった。
この瞬間尸魂界に新たに誕生した組織『護廷十三隊』の創設者であり、後に総隊長でありながら一番隊長を千年の永きに渡り務め続けた尸魂界きっての傑物であった。

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