外壁塗装に使われる塗料の中では建物をキレイに長持ちさせる目的以外にも、機能性に優れた塗料があります。熱を反射させ室内の温度を下げる、遮熱塗料や、最近人気がある塗料ですと、紫外線や日差しから建物を守るUVカット塗料など、使用する目的に応じて様々な塗料が開発されています。
その中でも20年以上前から人気の塗料がアクリル樹脂塗料です。湿気が多いお風呂場などに使用される、防かび機能が付いた防かび剤入りアクリル樹脂塗料などです、そのアクリル樹脂塗料の性能性とメリットをクローズアップして、ご紹介していきます。
防火性認定品などもあり室内塗装に最適
外壁塗装ですと、足場の仮設費用などやご近所えの配慮を考えますと、メンテナンスのサイクルを長くさせて、なるべくコストを掛けたくないものです。しかし室内の塗装は、外壁とは違い雨風にさらされる事はないので、同じアクリル樹脂塗料を使っても外壁と比べ2倍~3倍長持ちします。
なので逆に費用のかかるシリコン塗料やフッ素樹脂塗料などは内装に向かない面を持っています。室内に最適な塗料ですので、防火性機能の付いた商品がいまだに販売されているわけです。
外壁塗装には向かないの?
外壁塗装の業者やリフォームのセールスマンはどうしても商売でやっている以上、契約金の高いシリコン樹脂塗料やフッ素塗料で契約したいと考えるものです、しかしマメに塗り替えをして、住まいの色変えを楽しみにしている方や、平屋で足場の設置が必要ない住宅などにお住まいの方には、最適な塗料との考え方が出来ます。
実際いくら外壁の塗装が10年以上長持ちしても、住宅には木製の板や鉄性のヒサシや雨戸などは高級な塗料で塗装しても5年くらいで、劣化してきます。
アクリル樹脂塗料で紫外線を防げるのか?
水性塗料なので膜圧があり肉持ちのある仕上がりになりますので、外壁塗装でも紫外線から防げると言えます。洋服などと一緒で直接、素肌をさらすのと長袖や日傘をさすのと同じ事です。
しかし紫外線を気にしていらっしゃる方には、UV機能の付いた塗料などをおススメします。
内装の塗装工事やDIYなどのセルフビルドで施工する塗料と考えますと、室内まで直射日光が当たらないので、紫外線の事は気にしなくてもいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか、
やはり何と言ってもアクリル樹脂塗料は費用が安いのと水性なので、室内むきで安全性が高い所が魅力ですね。塗料の機能やメリットをを最大に活かしDIYやマメなメンテナンスを心がけてみるのも好いかも知れませんね。