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 危険ドラッグを所持していたとして、警視庁が、つくばエクスプレス(TX)の40代の男性運転士を、都薬物乱用防止条例違反(所持)の疑いで28日に逮捕していたことがわかった。署は、「捜査に支障がある」などとして認否を明らかにしていない。

 昭島署によると、運転士の逮捕容疑は、東京都昭島市の宿泊施設で2014年8月5日ごろ、幻覚作用があるとされる指定薬物の「α―PHP」を含む液体0・27グラムが入った容器を所持していたというもの。署が当時押収し、鑑定作業を進めていた。

 TXを運行する首都圏新都市鉄道によると、男は逮捕直前の8月26日に運転士として勤務していた。同社広報課は「安全運行に異常はなかった」としている。