韓国国防部(省に相当)の韓民求(ハン・ミング)国防長官は29日、与党周辺から出ている原子力潜水艦の配備要求を受けて「必要性などを軍事的に主張する方が多いので、そうしたことに留意して、国防部が今後戦力化などの部分に関して調べてみたい」と発言した。韓長官は29日、国会国防委員会の懸案報告に出席し、与党セヌリ党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表から質問を受けてこのように答弁した。
韓長官は「われわれが(原潜の)戦力化を決定したことは全くない」と述べつつも「これに関して気になる部分によく留意したい」と語った。29日の韓長官の発言について、政界からは「対外的に公式のものにはできないが、実務的な検討をやってみようという意味」という声が上がっている。
これとともに韓国国防部は、報告資料を通して「北朝鮮は、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の実戦配備までさらに1-3年程度の時間を要すると予想される」という見通しを示した。
また、在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備先を慶尚北道星州郡の星山から同じ星州郡内の第3候補地へ変更する作業にも、本格的に着手した。第3候補地は、草田面のロッテ星州ゴルフ場と金水面の厭俗山、修倫面のカチ山の3カ所だという。国防部は既に、厭俗山とカチ山については独自の実務調査の結果「不適合」判定を下したことがあり、内部ではもう「星州のゴルフ場」で固まっているといわれている。