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【プロ野球】

大谷スタメン復帰も消化不良 ハム、タカと敗戦お付き合い

2016年8月29日 紙面から

西武−日本ハム 6回表2死一、三塁、打者レアードの時、重盗を試みた三走大谷が三本間に挟まれタッチアウト。捕手炭谷=西武プリンスドームで

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◇西武4−3日本ハム

 西武が逆転勝ち。メヒアが0−2の6回に30号3ラン、8回は左前打を放って全4打点を挙げた。日本復帰のウルフが6イニングを2失点で白星。牧田が2イニングを抑え、増田が21セーブ目。日本ハムは9回に中田のソロで1点差に迫ったが及ばなかった。

     ◇

 風邪が癒えた日本ハム・大谷が3試合ぶりにスタメン復帰したが後味の悪い逆転負けとなった。

 昼間に敗れたソフトバンクにお付き合いし、首位獲りに失敗。栗山監督は「勝ちにいって勝てなかった。悔しいだけ」と唇をかんだ。

 良くも悪くも大谷が目立った一戦だった。4回は右前打を放ち、田中賢の先制適時打につなげた。6回1死二塁は敬遠気味の四球で出塁し、中田の中前適時打で追加点。しかし、その後の走塁ミスで流れを手放した。

 2死一、三塁。一塁走者の田中賢が二盗を試みると、捕手炭谷が二塁へ投げるふり。ここで三塁走者の大谷が飛び出してしまい、三本間で挟殺された。追加点の目をつぶした直後、メヒアの逆転3ランが飛び出す悪循環だ。

 8回は、投球動作に入った後にタイムをかけたが認められず、見逃し三振。大谷は「待つのが長かった」と弁明したが、「俺が悪い」と栗山監督。30日からの6連戦も野手出場が有力な大谷。この日の敗戦を切り替え奪首に再チャレンジする。 (水足丈夫)

 

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