中日−広島 6回裏2死満塁、左越えに本塁打を放ちガッツポーズする堂上。後方は喜ぶ大野らドラゴンズナイン(谷沢昇司撮影)=ナゴヤドームで
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せめてもの夏の思い出を、竜党に届けた。中日は28日の広島戦(ナゴヤドーム)、6回に一挙7点を奪って逆転勝ち。首位独走チームを相手に意地をみせつけ、連敗を4で止めた。殊勲者は堂上直倫内野手(27)。プロ10年目にして、初の満塁弾をかっ飛ばした。たかが1勝。最下位も変わらない。それでも、今季の成長株が描いたグランドスラムは、明日への希望。そう信じたい。
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