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人間革命より
だが、一部の会員のなかには、もともと仕事が不調であったせいもあるが、仕事で努力するよりも、活動にさえ励んでいれば、生活も楽になるかのように錯覚している人もいた。道理に合わない、生活の基盤を全く無視した行き方である。
伸一は、そうした人たちを見かけると、その誤った信心の姿勢を突き、叱咤した。
「私は、仕事をしない人は絶対に信用しません。日蓮大聖人の仏法に照らしても、信用してはならないことは明白です。仕事に憂いがあるようでは、思いきった戦いができるはずもありません。
本当の信心は、そんな甘いものではない。『仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり』です。
また、『御みやづか仕官 いを法華経とをぼしめせ』とも言われ、厳しく戒められています。″信心で飛び回っていれば、なんとかなるだろう″という考えは、大聖人の仏法ではありません。
今は苦しくても、歯を食いしばって、仕事にも信心にも頑張る時です。『法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる』大丈夫です。御本尊は、すべてをご存じです。今は、いつまでも冬が続くように思っているでしょうが、決してそんなことはない。間もなく必ず春が来ます。今は、頑張る時です。しっかりやりましょう」
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