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津の豪商 川喜田家の文化財展

08月30日 12時54分

津の豪商 川喜田家の文化財展

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津市の豪商、川喜田家が江戸時代から昭和にかけて交流した三重県ゆかりの文化人にまつわる文化財を紹介する展示会が津市で開かれています。
これは津市の石水博物館が開いています。
豪商、川喜田家の歴代の当主は本居宣長など郷土の文化人と幅広い交流があり、ゆかりの文化財を多く所有しています。
現在の松阪市出身で、北海道の名付け親として知られる幕末から明治の探検家、松浦武四郎が描いた「蝦夷漫画」は北海道の探検で出会ったアイヌの人たちの暮らしを漫画のようにコマを使って紹介しています。
津市出身で、江戸中期の国学者、谷川士清が作った日本で最初の五十音順の国語辞典「和訓栞」の元となった原稿には余白にメモが書き込まれ、試行錯誤の様子を伺うことができます。
石水博物館の龍泉寺由佳主任学芸員は「郷土の偉人たちの偉業に触れて頂き理解を深めてもらいたい」と話しています。
展示会は10月2日まで開かれています。

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