ここから本文です

一般男性が女性皇族と結婚したら殿下にできるか --- 八幡 和郎

アゴラ 8月29日(月)16時40分配信
断絶宮家に猶子を入れて復活させるのが妥当
次に、皇位継承者の確保のためには、旧宮家に男性を猶子を入れるようなかたちで、継承させるのが現実的だ。

その資格者は、旧宮家の方々と、明治天皇以降の天皇の女系子孫ということでいいではないか。具体的には、まず、愛子さま、眞子さま、佳子さま=写真=、それに三笠宮家や高円宮家の内親王や王女の男の子、さらには、昭和天皇の皇女の子孫、明治天皇の皇女(いずれも旧宮家に嫁ぐ)の子孫、さらには、ほかの旧宮家の子孫がおられるが、現皇室との距離の近さも総合的に踏まえて選べば良い。

そのなかから、数人を現存の宮家、あるいは秩父宮や高松宮家を継いでもらって、悠仁様が天皇になられた時代の皇族を形成すればいいことだ。そして、残念なことに悠仁さまの男系子孫が得られなかったら、そのなかから、継承者を選べば良い。

海外の例から言っても、日本の皇室の歴史においても、かなり遠い縁を求めて継承者をきめるときは、血縁関係の近さだけでなく、本人の年齢、家族状況、資質を総合的に判断して決めた方が無難だ。選定は皇室会議の機能を充実して決めればいいことだ。

いずれにせよ、宮内庁参与としての扱い、ついで、宮家の猶子としての継承といった慎重な手順を踏んで、かつ、今上陛下に近い女系と旧宮家の男系男子といずれもに配慮した解決を求めていかないと、皇統の権威は守れないと思う。

また、宮廷文化研究所といったものを宮内庁に設置して、システマチィックに帝王学を学べる仕組みをつくって宮内庁職員の研修や皇族と結婚する妃殿下候補や皇族予備軍の教育もしたほうがよい。妃殿下になられる方への教育も絶対に改良の余地がある。もし、研修の過程で自分に無理だと思われたら、止められる方がなられてから戸惑われるよりましだろう。
.
八幡 和郎
2/2ページ
.
最終更新:8月29日(月)16時40分
アゴラ
.

記事提供社からのご案内(外部サイト)

アゴラ-言論プラットフォーム

アゴラ研究所
毎日更新
無料
経済、ビジネス、情報通信、メディアなどをテーマに、専門家が実名で発言することで政策担当者、ジャーナリスト、一般市民との交流をはかる言論プラットフォーム
おすすめのテーマテーマとは?
フォローしました。 キャンセル
ニューストップY!ニュースアプリに記事が届きます。
フォローできません。 キャンセル
フォロー数の上限を超えています。不要なフォローを解除して再度お試しください。
.
PR
PR
PR
PR
PR

リオ五輪 3人の日本人メダリスト

リオ五輪で体操の男子個人総合は内村が金、卓球男子シングルスは水谷が銅、競泳男子400mは瀬戸が銅。日本人メダリスト3人の姿に迫る。
.
.
.
プライバシーポリシー - 利用規約 - メディアステートメント - 著作権 - 特定商取引法の表示 - ご意見・ご要望 - ヘルプ・お問い合わせ
Copyright (C) 2016 アゴラ 無断転載を禁じます。
Copyright (C) 2016 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.
SECURITY WARNING: Please treat the URL above as you would your password and do not share it with anyone. See the Facebook Help Center for more information.
SECURITY WARNING: Please treat the URL above as you would your password and do not share it with anyone. See the Facebook Help Center for more information.
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%