三重県大台町で、２８日、渓流釣りに出かけたまま行方が分からなくなっている大阪府の男性２人について、警察や消防などは３０日午前、捜索を再開しました。
行方が分からなくなっているのは大阪・寝屋川市の橋本光泰さん（７１）と枡井清和さん（６３）の２人です。
警察によりますと、２人は２８日、日帰りの予定で三重県大台町の宮川の上流にある大杉峡谷に渓流釣りに出かけましたが、帰ってこないため家族が警察に届けました。
警察や消防などは２人が川に流された可能性があるとみて、２９日から捜索を行っていて、３０日も午前９時すぎから約２０人が捜索にあたり、登山道から拡声機を使って２人の名前を呼びかけたほか、警察のヘリコプターも上空から捜索に当たりました。
これまでの捜索で、宮川沿いに止められた橋本さんの車が見つかりましたが、２人は見つからず携帯電話も通じないままだということです。
２８日から断続的に続いた雨で、３０日も宮川は水かさが増しているということで、警察では川に入っての捜索は早くても３１日以降になるとしています。