三菱自動車 燃費データ不正で一部車種の販売停止へ

三菱自動車 燃費データ不正で一部車種の販売停止へ
k10010659031_201608301239_201608301240.mp4
三菱自動車工業の燃費の不正問題で、国土交通省が現在、販売されている車種の燃費を改めて測定した結果、8車種で会社が公表している燃費の値を下回ったことがわかりました。これを受けて会社側は対象となる車種の新車の販売を一時、停止する方針を決めました。
三菱自動車は、主力の軽自動車で燃費を実際よりよく見せるため燃費データを改ざんするなど、過去10年間に販売した合わせて29車種で不正を行っていたことが明らかになっています。
このうち現在も販売されている9車種について国土交通省が、改めて燃費を測定した結果、「パジェロ」など8車種で会社が公表している燃費の値を下回ったことがわかりました。
これを受け、三菱自動車は修正した燃費の値を国に届け出るため、対象となる車種の新車の販売を一時、停止する方針を決めました。
会社側は今回、新車の販売を停止することになった車種の顧客に対し、賠償金の支払いを検討するとしています。
三菱自動車は30日夕方記者会見し、対象の車種などを明らかにするとしています。