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沖縄・高江の弾圧激化 警察が誤認逮捕まがいの“見せしめ”

 米軍のオスプレイ離着陸用のヘリパッド建設が強行に進められている沖縄県北部の東村高江区。N1表と呼ばれるゲート前では、工事用資材を運ぶダンプが県道を通るのを阻止しようとする反対市民らと機動隊の激しい攻防が続いている。11日午前には、ついに逮捕者も出た。

 警察官に原付バイクの停止を求められた男性(36)が、バイクを突然発進させ警察官を転倒させたとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。しかしこれは「誤認逮捕」といってもおかしくない。警察は逮捕された男性が警官を押し倒したとしていたが、近くにいた女性の車のドライブレコーダーに一部始終が記録されており、男性は警官の指示に従いバイクを止めただけだったことがわかったのだ。

 名護署前には、男性の解放を300人ほどの市民が待ち構え、男性は12日午後8時20分に釈放された。

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