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トランスフォーマー 作者:ムドゥー
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第一章 『白い光の中に』

僕は子供の頃からトランスフォーマーが大好きでした。なので是非この僕に『続編』を書かせてください!僕には自信があります。小さい子供達が将来トランスフォーマーに出てくる車を乗りたいと思ってくれるようになると良いです。いや僕がそうします。
あの戦いから数年が経った。地球には幸せが舞い降りていた。そんな地球に再び恐怖が訪れようとしていた。
まさか、この『日本』が戦場と化すとは誰も予想していなかっただろう。小さな町にある青年がいた。名前は『昂喜』。高校を卒業して間もない若者だった。昂喜は何よりも好きな物があった。それは『車』だ。昂喜が車の中でも最も欲している物が『アメ車のカファロ』という車だった。彼はこの歳になってよりその夢を叶えるために全てを尽くして取り組んでいた。そんな青年の話だ。
俺の名前は『昂喜』。もうじき夢にまで見た車、『カファロ』をこの手に出来る。親には何度も相談をしていたが何を言われようと俺はアメ車を買うんだ。中古でも良い。高くても良い。アメ車のカファロにはそれなりの格好良さがあるからだ。スタイル、色合い、スピード、どれを取っても素晴らしさだけが残って残る車、それがカファロだ。
いよいよカファロを買うときがきた。何だか知らないが緊張感が湧いてきた。カファロを売っている店は近くの『アメ車専門店』だ。人々はよくこんなことを言う。『人が車を選ぶのだ』と。確かにそれもある。しかし本当は違うと俺は思う。俺の考えは『車が相棒になる相手を選ぶのだ』とね。人は車の良さに引きつけられその良さを目の当たりにする。実際俺も同じような経験をした。あれは確か俺が十二歳の頃だった。まだ幼い俺は映画館で見た『トランス』を見て驚き、その映画で出てきた『カファロ』を見て憧れて今まで生きてきた。そしてこう思ったのさ。絶対カファロを手にしてやると。
店へ行くとさすがはアメ車専門店。そこにあったのはアメ車の長い列。どこを見渡してもアメ車だけが売ってある。さて本題に入ろう。俺が探しているカファロはどこにあるのだろうか。すると列の一番奥に『黄色に輝くスポーツカー」が。あれだ。あれが夢にまで見た『カファロ』だ。
俺はカファロだと気付くとすぐさま車のそばへ。店の人を呼び俺はこう言う。『この車を下さい』と。もう目の前にあるカファロに無我夢中でよく覚えていない。金は心配いらなかった。とりあえず一括払いではなく、徐々に払っていく方法で払うことにした。
運転席に乗り込んだ時、独特な感じに包まれた。まるで映画の主人公にでもなったかのよう。それと同時にとてつもない達成感を感じ何も言えなかった。これでひとまず俺の夢は終わった。俺はそう思っていた。しかしそれは大いなる間違え出会った。俺の旅はこれからが本当の旅だったのだ。

第一章の話の内容は『若き青年が新たな夢へと挑む』という思いを込めて書かせていただきました。彼が夢を叶えたと思っても彼の夢はさらに続くということも伝えられたと思います。夢は諦めない限り道は続きます。

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