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ウイルスでがん破壊 正常細胞には影響なし
東大が開発

2016/8/28 23:30
情報元
日本経済新聞 電子版
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 東京大学の谷憲三朗特任教授らは、がん細胞の中で増えて死滅させる新たなウイルスを開発した。ウイルスには正常な細胞では生きられないような細工をし、副作用を防ぐ。サルを使った実験で安全性を確かめた。腫瘍に直接ウイルスを注射する臨床研究を2年以内にも始めたい考えだ。

 大腸などにいる「コクサッキーウイルス」をがんの治療用に改良した。がんで活発に働く「チロシンキナーゼ」などの酵素を利用して増殖する。ウイルス…

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