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排水ポンプ用発電機の点検
08月29日 19時14分
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台風10号の接近に伴い三重県紀宝町は住宅地の浸水に備えて排水ポンプを動かすために使う非常用発電機の点検を行いました。
紀宝町の高岡地区は住宅地の一部が輪中堤と呼ばれる堤防に囲まれています。
町では大雨によって地区に水がたまった場合に、近くを流れる相野谷川に排水するためのポンプを設置しています。
台風10号の接近に伴う大雨に備え、役場の職員は29日午後、地区が停電した場合にポンプを動かすために使う非常用の自家発電機を点検しました。
職員は電源を入れて電気が流れるかどうかや、操作の手順を確認しました。
紀宝町は5年前の紀伊半島豪雨を教訓に大雨や台風の際の防災対策を時系列であらかじめ決めておく「タイムライン」と呼ばれる行動計画を策定していて台風10号の接近に伴いすでに運用を始めています。
紀宝町産業建設課の清水祥斗主任は「先に先に動いていくことが重要なので、今後の雨の状況を見つつ迅速に対応できるよう動いていきたい」と話していました。
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