ローマ=山尾有紀恵
2016年8月29日10時23分
サッカー日本代表の本田圭佑選手(ACミラン)が、イタリア中部で24日未明に発生した大地震の被災地に対して、イタリア赤十字を通じて2万ユーロ(約230万円)を寄付した。自身のフェイスブック上で明らかにした。
被災地の写真が添えられたメッセージはイタリア語と英語で書かれ、「非常に心を痛め、救援活動に携わる全ての人たちを応援したい」として、犠牲者やその家族に弔意を示した。
また、日本はたびたび地震の被害にあったために耐震建築の技術が進んでいるとして、「再建に日本の技術を導入してはどうか」と提案した。さらに、地震を予測する装置の開発が必要だとして、「世界中の優れた技術者を集めたい」と呼びかけた。メッセージは25日に書き込まれた。
イタリアのスカイ・スポーツ(電子版)は25日、メッセージについて報じ、本田選手は日本の震災の経験から、地震の問題に非常に敏感だと解説した。(ローマ=山尾有紀恵)
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