クリアコードではOSS開発支援サービスの一環でTreasureDataさんが中心になって開発し公開しているFluentdとそのプラグインなど*1の開発を支援しています。 かれこれ一年ほどやってきたので、どのようなことをやってきたのかふりかえります。
TreasureDataさんの目的はFluentdの普及促進です。Fluentdが普及すると、TreasureDataさんのサービスを利用する人が増えるためです。
クリアコードはTreasureDataさんの目的を達成するために以下のことをやっています。
直接依頼されたことだけでなく、Fluentdの普及促進につながることを積極的にやっています。
なお、TreasureDataさんとは基本的にはIssue/PullRequestでやりとりしています。作業の優先順位やIssue/PullRequestで相談しづらいことを相談するときはSlackを使用しています。
IssueやPRにコメントを書くことによって、コミュニティが活発になります。コミュニティが活発になると次のような理由で新規ユーザーを惹き付ける要因の一つになります。よってFluentdの普及促進につながります。
コメントを書いたIssueやPRのうち特に問題の解決につながったものをリストアップしました。
これらは依頼されて引き取ったものもありますが、Fluentdが内部で利用しているライブラリもあります。 こういったプロジェクトを引き取りメンテナンスを継続することによって、既存ユーザーは安心して使い続けることができますし、新規ユーザーも安心して使い始められます。安心して使えていると既存ユーザーは他の人から意見を求められたときに「安心して使える」という情報を伝えてくれます。このようにFluentdの普及促進につながります。
既存のFluentdのままでもかなり便利ですが、以下の点をより強化することによりさらにFLuentdの普及促進につながります。
依頼されたものだけでなく、特にFluentdの普及推進につながるものをリストアップしました。
--show-plugin-config
オプションを追加しました
バグを修正することにより、それが原因で使えなかったケースでもFluentdを活用できるようになり、Fluentdの普及促進につながります。また、既存ユーザーは運用で回避せずに済むため、よりFluentdを楽に運用できるようになります。このような既存ユーザーが情報共有といった形でコミュニティで活躍してくれるとコミュニティがさらに活発になりFluendの普及促進につながります。
依頼されたものではなく、自分たちで見つけたバグを修正したものをリストアップします。
QiitaやククログでFluentd関連の技術情報を発信しています。
他にも以下のことを実施しました。
secret
パラメータ対応desc
対応これらは少し遠回しなものもありますが、次の理由でFluentdの普及促進につながると考えて実施しました。
このようにクリアコードではフリーソフトウェアの開発支援を実施しているので、フリーソフトウェアの開発をしているけれど手が足りなくて思うように進められないといったことがあれば相談してみてください。 相談はフォームからメッセージを送ってください。